内容説明
わかりにくいポイントがイラストになってみるみる納得!「夫婦相互遺言」をはじめ、子供に負担をかけたくない、頼れない時代だからこその知恵と工夫を網羅。子供がいない、あの人には財産を残したくない、面倒をみてくれた息子の嫁はどうなる?…誰にも聞けなかった悩みが解決。相続にまつわる揉めごとを避けるコツがわかる。平成十五年度税制改正に合わせた相続税・贈与税のしくみがカンタンに理解できる。
目次
第1章 いい遺言をのこしたい(本当のやさしさとは、心を形にして残すこと;遺言がないと、妻の身にこんなトラブルが! ほか)
第2章 疑問解決!こんなケースはどうする?(夫婦の間に子供がいないときどうする?;息子の嫁に残したいときどうする? ほか)
第3章 「遺言がない!」のトラブルをどう避ける?(遺言書を探せ!;せっかく出てきた「遺言書」が無効? ほか)
第4章 知らないと損する「遺言」「相続」のカラクリ(相続や遺言にありがちな「ああ、勘違い…」;「相続の放棄」と「相続分の放棄」の違いを知ろう ほか)
第5章 尊厳死からお墓の問題まで、どこに聞いたらいいの?(上手な老後の安心対策のために、プロにどんどん相談しよう;遺言についてはどこに? ほか)
著者等紹介
清水勇男[シミズイサオ]
1935年神奈川県生まれ。東京法務局所属・蒲田公証役場公証人。日本公証人連合会理事。元東京地検特捜部検事。早稲田大学大学院法学研究科修了後、1964年に検事任官。1971年~76年まで早稲田大学法学部非常勤講師。最高検検事、福島地検検事正を経て、1995年浦和地検検事正を最後に退職し、公証人に就任して、現在に至る。31年余の検事生活の中で、多くの犯罪捜査を手がける。関わった主な事件に、「千葉大チフス菌事件」「ロッキード事件」などがある
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