内容説明
がんを抱えながら、乞われて現場復帰した老刑事ヘス。相棒は一匹狼で上昇志向の女刑事マーシ。カリフォルニアのショッピングモールで失踪した魅力的な女たち、血だまりに残されたハンドバッグと人間の内臓。それは想像を絶する猟奇事件の幕明けだった。タフなヒロイン登場、女刑事マーシ・シリーズ第一作。
著者等紹介
パーカー，Ｔ．ジェファーソン［パーカー，Ｔ．ジェファーソン］［Ｐａｒｋｅｒ，Ｔ．Ｊｅｆｆｅｒｓｏｎ］
１９５３年、ロサンゼルス生まれ。オレンジ・カウンティの公立高校、カリフォルニア大学アーヴァイン校を卒業。’７８年からオレンジ・カウンティで新聞記者として働く。’８５年、作家としてデビュー。２００２年、『サイレント・ジョー』（早川書房）でＭＷＡ賞最優秀長篇賞を受賞。同書は日本国内でも同年ベスト・ワン・ミステリとして絶賛された。現在、カリフォルニア州フォールブルック在住
渋谷比佐子［シブヤヒサコ］
主な訳書に、パーカー『凍る夏』、バーク『骨』（ともに講談社文庫）、バーク『少年たちの沈黙』『親族たちの嘘』、ブレイスウェイト『ワンダーランドで人が死ぬ』、ケイ『ダーク・サーティ』（すべて扶桑社文庫）、ハリスン『ウォーロック』（柏艪舎）など
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感想・レビュー
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わたなべよしお
22
またまた古い本を引っ張り出した。T・ジェファーソン・パーカー、いいの書くよなぁと、大好きだったけど、十数年ぶりに読むと、うーん、悪くはないのだけれど、こんな感じだったかなぁ。いや、面白いのだけれど、期待していたほどではないというか。まあ、下巻に進みます。2020/05/17
nori
7
引退した老刑事ヘスが癌に侵されつつも、請われて復帰する。相棒となるマーシは今迄誰と組ませても上手くいかず、挙句元相棒をセクハラで訴訟を起こしている野望に燃える短気な2世刑事。女性達の死体無き事件が続く中、ヘスが見つけたのは森のオークの木の下、古い大量の血痕の染み込んだ跡。オークの枝にはロープで擦れた様な傷。狩猟の際に獲物を吊って血抜きをすると同様に、この枝に女性を吊り下げて、血を抜いたのか…。猟奇殺人事件だったのか。頑張っているヘスなのに、コナリーのハリー・ボッシュの時みたいに哀愁感が湧かない…何故だ…。2025/07/20
icchiy
7
感想下巻で！2022/04/29
satooko
1
女刑事マーシ・シリーズ第１作。男性作家とは思えぬ、女性目線・感覚の鋭さに感心。2009/10/27
ブル－ス
0
ヘスとマ－シ－レイボ－ン。思い出のヘスの方がいい男だった。
