内容説明
昭和七年、横浜の遊郭に売られてきた二人の少女。次々と殺人事件が襲った娼家の恐るべき秘密とは?人の欲望の凄まじさを描いた傑作(『花園の迷宮』)。刺殺されたのは、蒸発した母親が生んだ娘だった。Z2を駆り、青年は真相を追う。疾走する青春を活写した史上最年少受賞作(『風のターン・ロード』)。
著者等紹介
山崎洋子[ヤマザキヨウコ]
1947年8月6日京都府宮津市生まれ。神奈川県立新城高校卒。コピーライター、絵本作家、シナリオライターを経て、’86年『花園の迷宮』で第32回江戸川乱歩賞受賞。ホラーや評伝小説のジャンルでも活躍
石井敏弘[イシイトシヒロ]
1962年12月19日岡山県生まれ。岡山商科大学卒。’87年、乱歩賞挑戦3度目の『風のターン・ロード』で第33回江戸川乱歩賞を受賞(受賞時は敏弘)。24歳での受賞は史上最年少だった。ミステリー・イベントの原作を多数手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。