内容説明
絶対に失敗しないスーツ選びの秘訣は何か。ネクタイの色と長さの基準とは?靴を買うときは何を優先すべきか。シャツの基本は白かブルーか?等々、男性ファッション評論の第一人者が、カジュアルからフォーマルまで「基本」を指南。さらに眼鏡や鞄など小物のキメ方まで「秘訣」を明かす。
目次
第1章 ブランドと歴史を考えたスーツ選び(クラシック・スーツ―上品で実用的な「芸術作品」;ピエール・カルダン―革命的な円筒状のスーツ ほか)
第2章 Vゾーンと足元を固める(ネクタイ―私が注文誂えする理由;ネクタイ―色から感じ取るメッセージ ほか)
第3章 フォーマルとカジュアルの考察(ブレザー―19世紀英国海軍のコートから;ブレザー―スーツではできない奔放さ ほか)
第4章 スーツの内側と外側をキメるために(シャツ―ネクタイと競合しない襟に;シャツ―首の前側に6~7ミリの余裕を ほか)
第5章 粋な小物で演出を(ハンカチ―ネクタイとの共柄は避ける;カフ・リンクス―初めはシルバーの小粒を ほか)
著者等紹介
落合正勝[オチアイマサカツ]
1945年東京生まれ。ジャーナリスト、メンズファッション・コメンテーター。立教大学卒業。ジャパンタイムズを経てフリーに。メンズファッションの史実を踏まえた批評で知られ、『クラシコ・イタリア礼讃』(世界文化社)など著書多数。それら著作は海外でも高い評価を得て、’98年、東洋人では初めて「クラシコ・イタリア大賞」を受賞する
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