講談社文庫
幻影―名無しの探偵シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062738286
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

わたしのかつてのパートナー、エバハートが死んだ。自らの胸を撃ち抜いて。一方、事務所に現れた男は、不治の病の息子のため前妻を探してほしい、と訴えた。消えた女を追いながら、わたしは、エバハートの失意の日々をもたどっていく。驚愕の結末、人生のねじれを哀切に描く名無しの探偵シリーズの白眉。

著者等紹介

プロンジーニ,ビル[プロンジーニ,ビル][Pronzini,Bill]
1943年、カリフォルニア州生まれ。さまざまな職業を経ながら作家をめざし、71年、The StalkerがMWA賞候補に。同年、名無しの探偵シリーズの長編第1作『誘拐』を発表。以来、執筆活動を精力的に続けている。同シリーズは現在までに30冊近くを発表。ミステリー研究家としても名高い。現在はサンフランシスコ郊外のソノマ郡に妻のマーシャ・マラーと在住

木村二郎[キムラジロウ]
1949年、大阪府生まれ。ニューヨークのペイス大学社会学部卒業。英米文学翻訳家、ミステリー研究家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハスゴン

6
翻訳はどうした?2012/04/29

Masako Yamada

0
名無しの探偵シリーズ。60歳前後の妻のいる探偵が主人公。 親友の拳銃自殺と、私立探偵が担当した男の拳銃自殺。かかわりはないけれど、よく似たふたつの事件が重なり合う。自殺するひとへの怒りが、日本人よりも強いと思う。2017/05/25

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