内容説明
夏休み。一人旅に出た大学生の耕平は、自称家出少女の来夢ら見知らぬ男女八人と汽車に乗り合わせた。乗客を閉じ込めたまま夜の闇を走り続けた汽車は、彼らを奇怪な洋館へと導く。邪教の支配するこの世ならぬ世界で、次々と襲い来る異形の影の狙いは、謎の美少女・来夢なのか?長編ファンタジック・ホラー。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。’77年第3回幻影城新人賞、’88年星雲賞を受賞。壮大なスケールと緻密な構成で、SFロマンから中国歴史小説まで幅広く執筆を行う
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感想・レビュー
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春一番
37
夏休みも終わる頃、ポケットにアルバイトで貯めた20万を詰め込んで耕平は目的地のない旅に出た。晩夏の香りが漂う田舎の無人駅で耕平は家出少女来夢と怪奇幻想文学館館長北本と出会う。耕平たちはホームにやって来た不気味なSL機関車に乗り込むが、その先の洋館では奇妙な事件の数々が一行を待ち構えていた。どこか懐かしい王道の怪奇SF。ストーリーは少々ありがちだがおどろおどろしい雰囲気は抜群!触手やスライム状生物を偏愛する人間ならお気に召すこと間違いなし!2024/02/22
eri
8
[借]田中芳樹さんの作品を読んだことがないと言ったら、職場の先輩が貸してくださいました。ファンタジック・ホラー。結構、ベビーでした。でも、主人公の来夢や耕平がどうなるのか気になり、一気読み!それにしても、雪絵さんが切なかったなぁ… こういうの、弱いです(;_;)2012/07/13
ネロ
7
せっかく夏の魔術、ですから夏に再読してみました。やっぱりぞっとしました。でも、宗教好きの私としてはとても面白く読めました。レヴィ・ア・タンやら、ミカエルやらオノエルやら・・・。田中さんにしては異色な本かな、と感じました。2010/08/14
紫鈴
6
ファンタジー+スリラー小説。子供向け特撮映画っぽい。これで変身ヒーローが出てくればね。前半とお屋敷脱出後の不思議っぽい感じは好きだけれども、後半ガタガタですな。豊永は嫌な上司に似てて、ちっとも気の毒だとは思えなかった。☆3
ソラ
6
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 夏休み。一人旅に出た大学生の耕平は、自称家出少女の来夢ら見知らぬ男女八人と汽車に乗り合わせた。乗客を閉じ込めたまま夜の闇を走り続けた汽車は、彼らを奇怪な洋館へと導く。邪教の支配するこの世ならぬ世界で、次々と襲い来る異形の影の狙いは、謎の美少女・来夢なのか? 2008/10/02




