内容説明
真冬の北海道、洞爺湖で男の刺殺死体が発見された。被害者は札幌に単身赴任中の商事会社営業課長。実は妹も一年前に横浜で刺殺されていた。二つの事件は同一犯の凶行なのか?捜査線上に複数の容疑者が浮かぶが、彼らには完璧なアリバイがあった。浦上伸介が時刻表トリックを解き明かす傑作ミステリー。
著者等紹介
津村秀介[ツムラシュウスケ]
1933年横浜市生まれ。出版社編集者、神奈川新聞嘱託を経て、ミステリー作家に。時刻表を駆使したアリバイ崩しの名手として人気を博す。2000年9月、逝去
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