内容説明
病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。
著者等紹介
殊能将之[シュノウマサユキ]
1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、「ハサミ男」で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー
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