講談社文庫<br> 月は幽咽のデバイス

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講談社文庫
月は幽咽のデバイス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062736985
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

薔薇屋敷あるいは月夜邸と呼ばれるその屋敷には、オオカミ男が出るという奇妙な噂があった。瀬在丸紅子たちが出席したパーティの最中、衣服も引き裂かれた凄惨な死体が、オーディオ・ルームで発見された。現場は内側から施錠された密室で、床一面に血が飛散していた。紅子が看破した事件の意外な真相とは。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。現在、某国立大学工学部助教授。1996年、『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズほか多くの作品を発表し、人気を博している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

271
物語のガジェットとして月夜のヴァンパイアやオオカミ男が現れる屋敷といったオカルティックな噂がかけられているものの、物語のテイストは全くそのような雰囲気とは無縁でいつもの雰囲気。決しておどろおどろしいものではない。読中は正直何のためのガジェットなのか解らなかったが、真相を読むとこれこそが森氏なりのミスリードであることが解る。また作者の現実的な視座は相変わらずで色々と解かれない謎が残ったのが気になった。しかし最も頂けないのは飲酒運転のシーンだ。現代では大罪であろう。この部分は修正を加えるべきだと考える。2016/11/04

勇波

192
『紅子さんと愉快な仲間達』第3弾。。相変わらず紅子vs七夏のバトルは背筋の凍る面白さ。そして林刑事の渾名は…。今回の保呂草のお仕事は?と本筋とは関係の無い楽しみが満載のシリーズです。練無のアクションも良かったし、しこさんの泥酔ネタも好きだな。。まだまだこのシリーズで楽しめそう★2016/10/30

KAZOO

168
森さんのVシリーズ第3作目です。前のシリーズに比べるとやはりすっきり巻があまり感じられない気がします。登場人物のキャラクターなどで補っている気はします。謎などの解明が今ちょっとという気がします。屋敷の見取り図や部屋の配置などの図があると分かりやすいのですが。前のシリーズはあった気がしますが。2016/05/31

nayu

144
こんなん分かるわけないですやん……。    17年前の作品に先入観固定観念を利用されしてやられた。        人間の脳はこれくらいじゃあ変わらないらしい。      なんだか不完全燃焼な終わりですが、なんだかんだ面白い。    2000年くらいならそろそろ携帯電話が出てきそうなものですが、このシリーズの間に登場人物たちが携帯電話を持つようになるのか、気になるところですね。2017/10/26

nobby

124
Vシリーズ③何だかすっかりミステリというよりキャラ小説感じるのに戸惑うばかり…“月夜邸”とも呼ばれオオカミ男が出るという噂もある屋敷。何の因果か揃いも揃って訪れたパーティで対峙したのは、密室内で床一面に広がる血の海と衣服ごとまるで獣が引き裂いたが如き惨殺死体。このまさかのファンタジー設定から漂う不気味さに、気付けば終盤まで夢中で読んでしまった。結果、明らかになるトリックは解ける訳ないし、正直あんまり理解出来てない(笑)せめて見取図は欲しかった…何にしても、林さんをめぐる紅子と七夏の衝突模様は痛々し過ぎる…2019/06/09

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