内容説明
『太陽の季節』からはや五十年。都知事の座にある男も齢七十。最後の勝負の時は訪れるのか?颯爽たるデビュー、華麗なる政界進出を果たしながらも、そこに漂う喪失感・不全感はいったい何なのか?常に時代の寵児であり続ける人物の振幅の大きい言動を、敏腕記者が鋭くかつ大胆に読みきる。
目次
プロローグ 再選か、国政か
第1章 原点
第2章 信心
第3章 国家
第4章 暴力
第5章 劇場
第6章 挫折
第7章 理念
著者等紹介
嶋田昭浩[シマダアキヒロ]
1963年、東京生まれ。東北大学経済学部卒業。’86年、共同通信社入社。大分支局、北九州支局、名古屋支社経済部勤務。’91年退社。以後3年間、ウィーン在住のフリージャーナリストとして、東欧・バルカン諸国の経済改革、民族紛争を取材(’92年にはウィーン大学で東南欧研究)。’94年、中日新聞社入社。東京本社(東京新聞)特別報道部、社会部司法担当を経て、’99年から都庁担当。2002年8月より外報部勤務。2003年3月からカイロ特派員
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