内容説明
仕事のこと、私自身のこと、ふりむきたくなったのは、私がそんな年齢になったからかもしれない。はたして本物のかたつむりはクルリとふり返ったりするのだろうか―。異国でのハッとした出来事、普段着の暮らし、そしてテレビ業界の内側を、女優・星野知子がストレートな目線で書き綴る魅惑のエッセイ。
目次
名前―デビュー(親からの最初のプレゼント;二つめを持つ人 ほか)
化粧―女優(どうしたって化粧がヘタ;色気より食い気女優 ほか)
声―司会(カラオケ嫌いはなぜかというと;ガビオン族とカラス ほか)
時間―ニュース(一秒残酷物語;めぐりめぐって未来も過去も ほか)
嘘―ドキュメンタリー(流浪の民の心地よさ;偽父の怪 ほか)
歳時記あちらとこちら(一月・遠い国でのおせち料理;二月・精霊の潜む場所 ほか)
著者等紹介
星野知子[ホシノトモコ]
新潟県長岡市生まれ。法政大学社会学部卒業。NHK朝の連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でデビュー。女優だけにとどまらず、報道番組キャスター、ドキュメンタリー番組のリポートなど多方面で活躍する
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