内容説明
「私は本来何者であったのか」、昔の記憶を取り戻しながら、苦しくも楽しかったこの二年を振り返り、またそれ以前の生活へ帰還しようとしている―。アジア初のW杯を目前に控えたソウル。その地でキャンパスライフを始めながら、東京との二重生活を送った韓国通の女優が熱き鼓動をリポート。
目次
「早くソウルに帰りたい」の巻
「青瓦台」と「ナヌムの家」の巻
「桜が呼ぶもの」の巻
「冷麺の味」の巻
「スポーツバー観戦記」の巻
「悪血をとり除く」の巻
「韓方ダイエットに挑戦」の巻
「日韓の間に吹く風は」の巻
「過労風邪」の巻
「黒田流ボランティアのすすめ」の巻
「忙しく、疲れる日々…」の巻
「『ソウルの達人』白熱の編集会議」の巻
「『ソウルの達人』いよいよラストスパート」の巻
「『ソウルの達人』日韓同時出版!」の巻
「ワールドカップ観戦記」の巻
著者等紹介
黒田福美[クロダフクミ]
1956年東京生まれ。桐朋学園大学演劇科卒業。映画・テレビドラマで俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通として知られる。俳優業のほか講演や執筆、写真展の開催など多彩な活動を続け、1999年11月には「2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会」の理事に就任
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