内容説明
迷走する日本銀行。その政策決定の闇にメスを入れる。相次ぐ金融機関の破綻処理、キャリア職員の接待汚職、日銀考査の実態、定まらぬ金利政策など、ヴェールに隠された深層を暴く。政官財から揺さぶられ、今や泥まみれとなってしまった“通貨の番人”=日銀は、信用を回復できるのか。
目次
第1章 ためらう日本橋本石町―金融政策
第2章 黙って居眠り―日銀政策委員会
第3章 敗北宣言―日銀法改正の舞台裏
第4章 泥まみれの信認―破綻処理
第5章 責任なき“権力”―日銀考査
第6章 不人気に耐えても―再生への課題
著者等紹介
山脇岳志[ヤマワキタケシ]
1964年兵庫県生まれ。1986年、京都大学法学部卒。同年朝日新聞社に入り、宇都宮支局、横浜支局を経て1991年から東京本社経済部。これまで大蔵省、日本銀行、金融業界、郵政省、情報通信業界などを担当。’95年~’96年、オックスフォード大学客員研究員(ロイターフェロー)。現在、アメリカ総局に勤務し、アメリカ経済をフォロー
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