講談社文庫<br> フォー・ディア・ライフ

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講談社文庫
フォー・ディア・ライフ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 493p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062733069
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新宿二丁目で無認可だが最高にあったかい保育園を営む男・花咲慎一郎、通称ハナちゃん。慢性的に資金不足な園のため金になるヤバイ仕事も引き受ける探偵業も兼ねている。ガキを助け、家出娘を探すうちに巻きこまれた事件の真相は、あまりにも切なかった…。稀代のストーリーテラーが描く極上の探偵物語。

著者等紹介

柴田よしき[シバタヨシキ]
1959年東京生まれ。青山学院大学文学部フランス文学科卒。’95年、横溝正史賞を『RIKO‐女神の永遠‐』でデビュー。物語の確かさとキャラクターの魅力で多くのファンを魅了する。ホラー、伝奇小説から本格推理、ハードボイルドまでジャンルに囚われず多くの傑作をものしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

67
ひゃ〜〜っ!面白い!!止まらない、止まらない!私のツボにはまりました…!!うわぁーー早く次が読みたいっ!!もぉ〜、とにかく楽しいんです!花咲慎一郎…表の顔は新宿二丁目で無認可の保育園の園長先生、裏の顔はヤバイ仕事を引き受ける探偵業…それだけじゃない過去は…マル暴の刑事!!忘れたい過去を抱え、今日も資金不足の園のためヤクザ相手に稼ぎます!園長先生のときは愛情深く、探偵のときはワイルドに、二つの顔を持つこの男最高なんです!!休む暇なく読ませてくれる…一気読みです!!早く次が読みたいっ!!シリーズ制覇します!!2013/08/01

アイゼナハ@灯れ松明の火

65
面白かったです!新宿二丁目の無認可保育園の園長、花咲慎一郎(通称ハナちゃん)は、実はワケアリの元マル暴刑事。子供たちの笑顔を守るため、悪友(?)城島が回してくるヤバめの副業・人探しに、交代時間を気にしつつ、今日も今日とて東奔西走。同時多発的に巻き込まれる数々のトラブルに、スーパーマンでもないくせに一所懸命に立ち向かうその姿。思わず読んでるコッチも応援に熱が入ります。城島もいいけど、恋人の理紗、無保険医の奈美、保育士シスターズなど脇を固める登場人物たちも魅力的。よいシリーズに巡り合えてヨカッタ(*^_^*)2010/08/14

五右衛門

62
初読みでした。 すいません・・・主人公も好きなんですが 彼を支えている?二人の女性がとても魅力的で彼女達に惚れました。 続編にも登場してもらいたいです。2012/06/21

GAKU

61
花咲慎一郎シリーズ1作目。主人公のハナちゃん始め、各登場人物設定、ストーリー展開等私の好みで大変気に入りました。引き続きシリーズ読破予定! 2018/08/01

くたくた

60
わかる人にしか判らぬ話で恐縮だが、あえて「ぼくらの気持」でなくこの本を手に取ったのにこのネタかよ!なハナちゃんシリーズ1冊目。新宿の裏町で無認可保育園の雇われ園長をするハナちゃん、給料をもらうどころか裏稼業で稼いだ金を園の赤字補填につぎ込む、心優しい探偵である。おなじみ美形の極悪ヤクザの若頭との因縁が「契約書」になり、担保はハナちゃんの生命保険!小さな土地には違いないだろうが、それでも新宿の繁華街近くで4000万円は破格だ。しかし練の分かりにくい温情で股間を揉みしだかれるハナちゃんには同情しかない(笑)2022/08/25

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