講談社文庫<br> 猫はどこ?

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講談社文庫
猫はどこ?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062732413
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

『吾輩は猫である』に描かれた猫の子孫を探して、いざ下町へ。路上観察家として活躍する著者が見つけた肥やし猫、ミッキーマウス猫、広告猫、車猫、猫実…って何!?マイペースで生きる猫たちを豊富なイラストと写真でたっぷり紹介します。見るほどに読むほどに、いつのまにやら癒される猫エッセイの決定版。

目次

キャットウォッチング(『吾輩は猫である』の子孫探しの続き;江の島・猫島 ほか)
猫の居場所(猫はどこにいるか?;猫と車 ほか)
古猫の尾話(特に明治の新聞記事から)(猫玉;広告猫 ほか)
猫の尾まけ(猫の古絵葉書を楽しむ)(ヨーロッパには古絵葉書屋というものがある)

著者等紹介

林丈二[ハヤシジョウジ]
1947年東京都生まれ。イラストレーター、エッセイスト。武蔵野美術大学卒業。小学校時代からの調査マニアで、穴開きブロックのパターン調べ、都内各駅切符のパンチ屑収集など、どんな瑣末なことにも探求の目を向けデータを集める。日本国内にとどまらず欧州にまで調査に出掛けた、マンホールの蓋研究が話題を呼んだ。路上観察学会の一員としても活躍。その他、国内外の骨董絵葉書収集や明治時代の新聞記事分析にも余念がない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MATHILDA&LEON

28
本書はあえて、我が本棚カテゴリーにはガイドブックに分類した。猫に関する事柄を欧州から、漱石の本から、街角から、紹介している。猫に対してそこまで思い入れのない著者が書くだけあって、どこかのんびりとした、力の入りすぎない緩い本書、堅苦しい本ばかり読んでお疲れの人に是非。2018/02/24

宇宙猫

24
★★★ 猫好き、でも猫ラブ程じゃない著者の猫エッセイ。写真も多いけど、白黒写真はちょっと見にくい。でも、ちょこちょこと描かれている雑なイラストがめちゃくちゃ可愛い。2016/07/01

ホークス

18
路上観察の林さんによる猫本。写真や図版が多くてなかなか可愛かった。猫関連の古い新聞記事とか外国の絵葉書とか、興味があちこち飛ぶのも林さんらしくて楽しい。林さん自身は「自分勝手な人間なので猫は飼わない」との事で、そんな距離感も気楽で良いです。2016/06/12

Yutaka Matsuzawa

7
猫はどこ?街歩きで見かけ撮影した猫を、「猫実」とか「蓋猫」とかテーマを決めて紹介。路上観察学会の人なので、目のつけどころが秀逸。「幻の猫アンカラキャット」では、どう見ても普通の猫なのだが、なぜ幻なのかがゆるく面白い。「ねこあつめ」を一生懸命にやっている奥さんにも、この本を教えてあげよう。2016/07/20

デジ姫

7
猫好きにはたまらないほどのてんこ盛り話。路上観察学会も楽しそう、一緒にデジカメ持って参加したいほど。猫が飼い主に小判をくわえて持ってくるってお話、猫に小判の謂れに繋がってるのかしら?東京には猫の像をアチコチで見れるらしい、いいな~2016/06/28

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