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講談社文庫
バッドラック・ムーン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062732239
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

命がけで盗んだ大金は、マフィアがらみのヤバい代物だった。事件の始末を依頼されたのは、裏の顔を持つ私立探偵カーチ。関係者4人が惨殺され、ついに魔手はキャシーの最愛の人物にまで及ぶ。ラス・ヴェガスの美しい夜景を舞台に、息詰まる死闘が始まった!コナリーが新境地に挑んだ本格サスペンス決定版。

著者等紹介

コナリー,マイクル[コナリー,マイクル][Connelly,Michael]
1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼が手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンゼルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「’90年代を代表するハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

木村二郎[キムラジロウ]
1949年大阪府生まれ。ニューヨークのペイス大学進学を機に在米13年。卒業後、ミステリー評論や翻訳で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

400
【原書】あああぁ、ええ話やなぁ。コナリーさんはこういうのも書けるんだな。5歳半というとキンダーか。キンダー生で「時間が読める(can tell the time)」のはかなりの少数派だとは思うが、そんなちっせーことが霞む展開であった。ラストはもう、手に汗握りっぱなしで。キャシーにまたあえる日は来るのかな。 実際に読んだのは: https://bookmeter.com/books/3817172019/02/17

ケイ

128
展開がディーバーを読んでいるようだった。ようやく最初の場面の出来事がつながる面白さはさすが。そして、ふとしたところに感情についての美しい表現がまじるのがコナリーの良さ。とはいえ、やはりボッシュのシリーズに比べると見劣りはする。2018/01/23

巨峰

57
作者の腕の冴えを感じさせられる作品でした。いつもよりも、物語がスムーズに進んで読みやすく感じたのは、翻訳が違うからかもと思いました。共謀している仲間が事故死したら、その相棒が殺人犯となってしまうアメリカの刑法も興味深いです。2021/11/21

キムチ27

56
読み終えて、何にも残らないどころかキャシーという女に絡んで4人も惨殺された血生臭。こういった系統が嫌いなもんで、マイナス評価ですわ。解説によれば新境地開拓に苦心してのトライアルの作品。キャシーが元窃盗犯という設定は、私が男でも魅力感じないな。やばすぎる犯行のあとについてきた代償・・追うカーチ。裏の顔を持つ男の闇が怖すぎ。ベガスの空、バッドラックの月は冷たい光があるだけ。2022/02/22

ほちょこ

32
あんな極悪残虐な探偵に初めて出会った! 今回はタフガイなキザ男の登場はなかったが、タフウーマンをも描き出せるコナリーさんの力量をとくと魅せられた。2019/05/19

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