内容説明
現場に残された図書館の本から目撃者の存在を知ったペトラは、司書の証言を元に似顔絵を作成する。だが、それがビリーを殺人犯の標的に晒す結果に。はたしてペトラは冷酷なサイコ・キラーからビリーを守れるか?ドメスティック・ヴァイオレンス、児童虐待、PTSD等、現代人の心の闇を抉る最新長編。
著者等紹介
ケラーマン,ジョナサン[ケラーマン,ジョナサン][Kellerman,Jonathan]
1949年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学LA校及び南カリフォルニア大学LA校卒。心理学博士。専門は小児臨床心理学。心理療法医、準教授等を経て、’85年に『大きな枝が折れる時』で作家デビュー、同作がアメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞を受賞。以後、アレックス・シリーズでベストセラー作家に
北沢和彦[キタザワカズヒコ]
1951年、東京生まれ。東北大学文学部卒。出版社勤務を経て翻訳者に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえぞう
3
◎。最後には懐かしのアレックス・デラウェアも出てきたし、とても楽しめた。でもこの人の本、翻訳大変だろうな。2024/05/24
じょじょ
3
何か拍子抜け。あっと驚くような展開はなく終始微妙。続きがあったとしても読むかはわからない。2019/04/03
siva
3
虐待から逃れて公園に隠れ住む男の子が殺人を目撃し、捜査する女性刑事とそれぞれの視点から話が進んでいく。都合良すぎる流れもあるけれど、その分救いもあり結末にほっとする。ストレートに面白く読めた。後書きによると文中にちらっと出てくる臨床心理医が主人公のシリーズが元々あるらしいので、そちらも読んでみたくなった。2013/11/21
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