内容説明
エジプト考古学者アル=シッマが、パピルス解読中に何者かに殺害された。賊の目的は秘宝の在処を示す研究データ。残された妻ローヤンは自らの命を狙われながら、財宝コレクターのニコラスとともに秘境へ宝捜しの旅に出る。それは壮絶な冒険のはじまりだった―。本格冒険小説作家W・スミスのミステリ巨編。
著者等紹介
スミス,ウィルバー[Smith,Wilbur]
1933年中央アフリカ・ザンビア生まれのイギリス人。1964年『When the Lion Feeds』を出版。以来、日本でも『熱砂の三人』『飢えた海』(ともに文春文庫)、『アフリカの牙』などを翻訳出版、本格冒険小説作家としての確固たる地位を築く
大沢晶[オオサワアキラ]
京都府生まれ。大阪外国語大学フランス語専攻卒業後、新聞記者を経て翻訳家。主な訳書はW.キンソルヴィング『外交官の娘(上・下)』(講談社文庫)、S.ウェラー『O.J.シンプソン事件の真相』(同朋舎文庫)、D.ローゼンバウム『ツァディク―異能の者』(福武書店)など。ほかにB.ペスキーヌ『なんとかなるって!』、J.デュケノワ『おばけパーティ』(ともにほるぷ出版)など児童書、絵本の訳書も多数
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