内容説明
リッチモンドの大陪審がスカーペッタの調査に動きだしたらしい。ニューヨークからは、狼男事件の再捜査で辣腕の女性検事がやってくる。窮地に立つ検屍局長は、マリーノ警部とともに反撃を開始した。それは郊外のモーテルで見つかった不審な死体がきっかけだった。今、すべての謎が明かされる。身も凍る衝撃のラスト。
著者等紹介
コーンウェル,パトリシア[Cornwell,Patricia Daniels]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。バージニア州検屍局長ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズはDNA鑑定、コンピューター犯罪など時代の最先端の素材を扱い読者を魅了、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。『審問』(原題:THE LAST PRECINCT)は、シリーズ第11作目
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
66
うーん。冷静に仕事をして事件を解決していくケイを楽しみにこのシリーズを読んできたけど、ここに来て全く違う展開。今回ケイは追い詰められて酷い目にあってばかりで。勿論事件被害者の気持ちを描くことも大事なんだろうけど、それがケイである必要があるのか。ケイを傷ついた人をサポートする立場から動かす必要があるのか。そもそも解決した事件の犯人としてケイが疑われる必要があったのか。ジェイと短期間とはいえ親密になる必要があったのか。物語の骨格そのものが歪んでる。かっこいい女性はケイではなくバーガー。続編読むのは少し休憩。2019/12/12
セウテス
63
下巻。狼男の狡猾さは良いだろうし、スカーペッタを快く思っていない者もいるだろう。しかし狼男の起こした殺人まで、彼女の仕業となる証拠が出てくるとは、警察その物を信用出来なくなる。それでは、ミステリの推理もへったくれも無いだろう。どうもクールで動じない主人公では、本が売れないからではないのかと、疑いたくなる程スカーペッタを追い詰めるストーリーだ。それよりも、明らかになった真実にはうんざりします。彼女を罠にかけたのは誰かというより、もっと根本的な問題です。更に犯人の物語上の扱いにも、大きな疑問と不満を感じます。2018/05/14
kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ」第十一巻。「審問 下」初期のケイが検屍によって犯人を特定するストーリー展開が好きだったんだけど。段々ケイを犯人に誤認させて検屍局長の座から引きずり下ろす話になってきてちょっと盛り下がる気分。それって警察内部が腐敗してるってこと?マリーノ警部のケイに対する気持ちは予想の範囲内だったけど、名前だけ登場していた息子が !! これって最初からの設定だったの?マリーノ警部、可哀相過ぎる。〈狼男〉の出身とか育ちとか明らかにされるにつれ、腐乱死体の発見から始まった事件が(続く)→ 2026/03/11
ヨーコ・オクダ
29
前巻から登場したNYの女性検事・ジェイミーバーガーが敵なのか味方なのかよくわからないまま引っ張られるケイ、そして我々読者。あのグイグイ行く感が何となく気に触る。一方で、マリーノとケイがモーテルの調査に出掛け、いろいろな手がかりを掴んだり、首吊り自殺っぽい少年の遺体の謎を解くためにルーシーとケイが現場へ出掛けたりする様子は懐かしく…と言うか、本来期待していたシーンが戻ってきて安心。そして、アナはやっぱりお守りであり続けた!ベントンの影の部分をオープンに。ラストはジェイミー万歳風な締め方。何だかなぁ…。2020/02/20
Yuna Ioki☆
24
452-85-2 美味しいところはバーガーが持って行った感じ(笑)シリーズはじめの頃は割りと冷静だったスカーペッタがどんどんと頼りなく事件に巻き込まれては翻弄されて逃げ回り、周りに助けられるようになってきた感じが否めない。。。。それにしても、マリーノの飲酒運転にスカーペッタの片手運転やモルグで検死をした後の不衛生だろうはずのギプスつけたまま生パスタ捏ねたり。。。それが気になって仕方がなかった一冊(笑)2014/03/01
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