内容説明
「インドへ行くなら、これを読め!」と誰がいったかわからぬが、正真正銘稀代の好奇心人間・河童が覗くと、生き生き、楽しくインドが見えてくる。大ベストセラー『少年H』の主人公が大人になって、スケッチブックと巻尺を武器に得たものは?燦然と輝く旅本の決定版。インドへ行かずとも、これを読め。
目次
カルカッタ
聖なる河
聖なる牛
カジュラホ
アグラ
タージ・エクスプレス
デリー
カースト制度
再びデリー
ボンベイ
ハイダラバード
マドラス
カーンチープラム・マハーバリプラム
マドゥライ
鉄道の旅
最南端
コーチン
マイソール
バンガロール
アジャンタ/エローラ
ウダイプール
ジャイプール
スリナガル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
11
名跡の壮大さにも、その環境の広大さにも度肝を抜かれ、緻密な細密画にも感動しましたが、街のようす、人々の暮らしや交わりを描いた箇所が大好き。ことに気に入っているのは「田んぼの中の路線バスストップ」のスケッチでした。広々とした田園の真ん中のバス停には荒川良二の絵本を思いだし、トントンパットンと聞こえてきそうな気がしました。2010/10/06
Yori
1
インド、面白い国ですね。別け隔てのない好奇心というか、心底楽しそうで羨ましい。アジャンタとかエローラとか、名前だけでよく知らなかったけど、行ってみたくなりました。あと水上ホテル。2015/01/17
Osamu Agata
1
少年Hがそのまま大人になったような著者の止まらない好奇心が形になったような本。私が行きたい国No.1のインド。ほかのどの本にも載っていない混沌としたインドの空気まで感じられる。あーインド行きたい!2014/04/11
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