講談社+α新書<br> 日本の正しい未来―世界一豊かになる条件

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講談社+α新書
日本の正しい未来―世界一豊かになる条件

  • 村上 尚己【著】
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  • 講談社(2017/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 165p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729994
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

人口減少も財政赤字も経済成長に影響しない。デフレ放置こそ日本を毀損する害悪だ。世界の投資家は知っている日本経済の実力。正しい経済政策が続けば、人口減少でも財政赤字でも、一人当たりGDPは世界1位に!
世界標準の投資家は知っている日本経済の実力。

・人口減少が続く日本経済は低成長やデフレで当然
・借金大国日本では増税が最優先の政策
・日本の財政は危機的な状態で国債バブルは崩壊する
・日本人は貯蓄好きで起業が苦手
・日本人の生産性は低い
全部間違いです!
成長力は人口だけでは決まらない。国債は借金ではなく私たちの金融資産。生産性はGDPが増えれば上がる――。
日本経済の「超」基本認識が変わります!

目次◎
イントロダクション 低成長とデフレは必然なのか?
第一章 近未来小説「ゼロ成長の日本」
第二章 消費者が喜ぶはずの物価下落がなぜ大問題?
第三章 デフレは「人の価値」も下落させる
第四章 若者の貧困化を放置する社会
第五章 「人手不足は悪」報道の正体
第六章 本当は国の借金はゼロ
第七章 経済格差を許容する中高年世代の自己満足感
第八章 バブルから学ばないのは反省し過ぎる人たちだ
結び 緊縮という病

デフレは低所得者を増やすことで経済格差を広げるが、同時に「世代間の経済格差」を拡大させる。デフレと高失業によって現役世代は「経済的な虐待」を受ける一方、高齢者の中でも金融資産を蓄積してきた人々は、デフレによって相対的に豊かさを高めることができる。かれらが自らの経済状況を主観的にみれば、「日本経済は十分豊かになった」との考えに至りやすい。
日本において長年デフレの害悪が軽んじられてきた原因は、こうした「デフレ既得権益者」とも呼べる人たちが世論に影響して、デフレと停滞を望む声を上げていたことが影響していると私は考えている。かれらにとっては、デフレと低成長でリスクをとる挑戦者がなかなか報われない「温い状況」がむしろ理想なのかもしれない。
だが、デフレが続けば経済的な豊かさを実感できない多くの人々は報われず、閉塞感に苦しむ。経済停滞を容認したり清貧を理想としたりする議論が目立つが、その多くは現実をみない空虚な議論であるようにしか私には思えない(本文より抜粋)。

イントロダクション──低成長とデフレは必然なのか?
第一章 近未来小説「ゼロ成長の日本」
第二章 消費者が喜ぶはずの物価下落がなぜ大問題?
第三章 デフレは「人の価値」も下落させる
第四章 若者の貧困化を放置する社会
第五章 「人手不足は悪」報道の正体
第六章 本当は国の借金はゼロ
第七章 経済格差を許容する中高年世代の自己満足感
第八章 バブルから学ばないのは反省し過ぎる人たちだ
結び──「緊縮」という病


村上 尚己[ムラカミ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

人口減少でも財政赤字でも一人当たりGDPは1位に!「ゼロ成長の日本」衝撃のラストシーンを回避せよ!日本経済の超基本認識が変わる。

目次

イントロダクション 低成長とデフレは必然なのか?
第1章 近未来小説「ゼロ成長の日本」
第2章 消費者が喜ぶはずの物価下落がなぜ大問題?
第3章 デフレは「人の価値」も下落させる
第4章 若者の貧困化を放置する社会
第5章 「人手不足は悪」報道の正体
第6章 本当は国の借金はゼロ
第7章 経済格差を許容する中高年世代の自己満足感
第8章 バブルから学ばないのは反省し過ぎる人たちだ
結び 「緊縮」という病

著者等紹介

村上尚己[ムラカミナオキ]
アライアンス・バーンスタイン株式会社マーケット・ストラテジスト。1971年生まれ。1994年東京大学経済学部を卒業後、第一生命保険に入社。その後、日本経済研究センターに出向し、エコノミストとしてのキャリアをスタートさせる。第一生命経済研究所、BNPパリバ証券、ゴールドマン・サックス証券、マネックス証券を経て2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hk

22
■趣旨 バブル崩壊の際、金融当局の不手際により日本経済がデフレ化した。デフレにより国内需要は縮小し、日本国内に有り余る投資資金は海外に打って出る。結果日本は対外純資産世界一の座を盤石のものとした(このことはあまり語られない…)。だが生産拠点を海外に移した日本企業はその生産性の高さと安価な労働力を存分に活用し、日本に安い商品が逆輸入されることとなる。これがデフレ経済に拍車をかけ、デフレの悪循環が20年以上継続しているのだ。 ■感想 出版界隈では手垢に塗れた言説だが、いまだ一般大衆には周知されていないようだ。2018/02/12

まゆまゆ

6
デフレによる低成長が20年以上続いている日本。この間就職した現役世代が苦境に直面し、様々な問題が起こっている。現在の日銀による金融緩和政策によりようやく経済成長の足掛かりが得られた。低成長がこのまま10年続くと、中国に日本が買い叩かれる未来が本当にやって来てしまう……2017/12/28

トラ

4
著者はアベノミクスの未来について楽観視しているようです。個人的には是々非々がある立場なので「ここまでいい切れるか」と思いながら、著者の国を思う気持ちは随所から伝わってきたのでそこには素直に同意しました。中国に追い抜かれて「もう日本はダメだ」という論調を時折見かけますが、そういう向き合い方こそ「ダメ」なんじゃないかと感じます。2018/02/24

terry

2
経済の本を色々読んでピッタリくるのはいわゆる「リフレ派」と言われる人達の主張である。村上さんの本も実務を基に展開しているので納得する。既に財産も名声も手にした既得権派の説く観念的な脱成長論には怒りさえ感じる。原真人氏や佐伯啓思氏など成功者にとって民主党政権時代の重苦しい時代の庶民の苦しさなど所詮は他人事であったと云うことか・・・。 2018/06/03

chiro

2
日本の未来を成長にフォーカスして論じている著作。デフレ脱却の金融政策については財政政策との相関で是非が論じられるが著者は日銀の施策を支持し、量的緩和を続けるべきで非とする論者の財政危機の根拠を真っ向から否定している。経済学者もこの議論は二分するが、本丸の成長戦略についての具体案が乏しく感じた。2017/12/21

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