出版社内容情報
2030年、1200兆円の個人金融資産を抱える高齢者が爆発的に消費する。一点豪華主義に走り、世界遺産を巡り、グルメを極める!2030年に3割が65歳以上になる日本――その社会には一体、どんな変化が起こるのか?
実はそのとき、2000兆円にもなる個人金融資産の6割、1200兆円は、高齢者が所有する。こうした現代の「ネオ高齢者」たちは、一点豪華主義に走ったり、世界遺産を巡ったり、あるいはグルメにも積極的。1200兆円を墓場まで持っていこうなどという気は、さらさらなし。
新しい高齢者の消費が、日本経済を爆発させる! それに気づいた企業も、続々と、「ネオ高齢者」向け商品を発売している! 高齢化社会は、じつは明るい!
第1章 2030年――日本の高齢者の生き方
第2章 ネオ高齢者の消費行動
第3章 相続は50兆円、利子所得は10兆円
第4章 ネオ高齢者が変える日本経済
鈴木 将之[スズキ マサユキ]
著・文・その他
内容説明
旅行、グルメ、住宅…、新高齢者は1000兆円の金融資産を遣って逝く!2016年の日本の個人金融資産は1800兆円!その約6割を持つ60歳超が経済を引っ張る。
目次
第1章 超巨大な高齢者マーケットの潜在力(「人口オーナス」とは何か;高齢者の「高齢者って誰だ?」 ほか)
第2章 高齢者だけの七つの消費行動(「氷河期世代」以降の消費行動;高齢者マーケットの多面性 ほか)
第3章 高齢者を起点として豊かになる現役世代(安心感を生み出すバランス感;社会保障は厚く税が少ない日本 ほか)
第4章 超高齢者が変える日本の風景(高齢者消費が変える日本経済;製造業も物流も変わる ほか)
著者等紹介
鈴木将之[スズキマサユキ]
1980年、千葉県に生まれる。EY総合研究所シニアエコノミスト。2003年、慶應義塾大学商学部卒業。2005年、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。2008年、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。同年、第一生命経済研究所入所。2014年から現職。専門分野は、マクロ経済・金融・産業構造の分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Akiro OUED
kaz
Daisuke Oyamada