講談社+α新書<br> 金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日

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講談社+α新書
金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729741
  • NDC分類 312.21
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「いつでも核を撃てる」。核大国化の一方で当局も手を焼く不正・賄賂・麻薬。荒廃する社会と、それでもしたたかに生きる人々を活写。「いつでも核を撃てる」。
核大国化する一方で、当局も手を焼く不正・賄賂・麻薬。
荒廃する北朝鮮社会と、それでもしたたかに生きる人々を、インテリジェンスに精通する朝日新聞ソウル支局長が活写する。

<本文より>
金正恩の母・高英姫は存在が深く秘された存在だった。在日朝鮮人の娘として生まれ、金正日や高級幹部を接遇する「喜び組」に選抜されたことが契機となって金正日の3番目の妻として迎えられたとされる。在日朝鮮人は、北朝鮮では「帰胞(キポ)」と呼ばれ、二級国民としての扱いに甘んじていた。金日成ら抗日パルチザンの密営があり、金正日もそこで生まれたと宣伝した「白頭山血統」という金看板で着飾った北朝鮮指導層とは対極をなす存在だった。
よりによって、そんな結婚が許されるというのか。
金正日は高英姫を、ただの一度も父・金日成に会わせることはなかった。次男の正恩も祖父に会うことはなかった。高英姫と3人の子どもは金正日の別荘、特閣に住み、外界とは厳しく隔離された。1984年1月8日に生まれた正恩は1996年9月にスイスに留学するまでの間、この特閣暮らしを強いられた。この間、竹馬の友とも言える友人を持つことを許されなかった。いつも一緒に遊ぶ人間は兄の正哲か妹の与正。それ以外は過剰なまでの阿諛追従を連発するお付きの人間しかいなかった。
こうしたゆがんだ生活がいったい、正恩に何をもたらしたのか。過剰な自己愛と母親への同情心、父親への憎しみだった――。

まえがき
第1章 金正恩の素性
第2章 身を滅ぼす政策
第3章 恐怖政治と粛清
第4章 世界をまったく知らない男
第5章 金正恩斬首作戦
第6章 たくましく生きる人々
第7章 金正恩と日本
あとがき


牧野 愛博[マキノ ヨシヒロ]
著・文・その他

内容説明

「いつでも核を撃てる」核大国化の一方で当局も手を焼く不正・賄賂・麻薬。荒廃する北朝鮮社会と、それでもしたたかに生きる人々を活写する。

目次

第1章 金正恩の素性
第2章 身を滅ぼす政策
第3章 恐怖政治と粛清
第4章 世界をまったく知らない男
第5章 金正恩斬首作戦
第6章 たくましく生きる人々
第7章 金正恩と日本

著者等紹介

牧野愛博[マキノヨシヒロ]
朝日新聞ソウル支局長。1965年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、大阪商船三井船舶(現・商船三井)に勤務し、1991年、朝日新聞社入社。瀬戸通信局、政治部、販売局、機動特派員兼国際報道部次長、全米民主主義基金(NED)客員研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

14
朝日新聞ソウル支局長の手による現代北朝鮮情勢の解説書。『お坊ちゃま君』が2013年までであり、その後No.2の張成沢を処刑、完全な独裁者となっている。金正恩に対する評価は辛辣で、その人間性を否定せんばかりの勢いを感じる一方、高官はご機嫌を伺いながら利権獲得に走り、民衆は心の底では冷めてしたたかに生きているとの見方。しかし本書にある暴君ぶりはすざまじく、カダフィやフセインの方が遙かにまともに見える。しかし殺されないのはやはり国際関係の綾か。内容はタイトルと異なり、むしろ朝鮮戦争、対米戦争を予感させる。2017/04/30

元気伊勢子

7
北朝鮮がどんな状況にあるのか詳しく書かれている。しかし、3代目もなかなか辛いものがありますなぁ。2021/05/19

しろくまZ

5
金正恩の生い立ちや性格に触れつつ、北朝鮮の2016年までの情勢が述べられている。アメリカ政府が行った金正恩の気質分析によると、その特徴は①危険②暴力③予測不能④誇大妄想、の4つに分類されるという。③予測不能がトランプ大統領と共通して興味深い。それから、「自力更生」の名のもとに闇経済で北朝鮮が部分的に資本主義化しており、格差が(さらに)拡大しているらしい。これは中国と似ている。2017/10/14

るい

4
知らなかった北朝鮮の真実。そして、北朝鮮がどんなに核兵器をちらつかせて威嚇してきて不安になっても、悪魔は実現しないという確信を得ることができた。小説やアニメの世界にしか存在していないのかと思っていた独裁者が現実に存在すると思うと、驚愕する。日本に生まれて、よかった。2017/06/08

恵美

2
予言書みたいな本だな。まさしく今、開戦の噂があるし。2017/04/13

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