講談社+α新書<br> 取り残される日本の教育―わが子のために親が知っておくべきこと

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講談社+α新書
取り残される日本の教育―わが子のために親が知っておくべきこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729727
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

アジアでも首位陥落の東大をありがたがる風潮が日本をダメにした。外国人との競争が当たり前の時代を生き残る「本物の学ぶ力」とは? 日本の教育、特に大学は世界に取り残され、国際順位も下落する一方です。アジアの中でも、すでにトップクラスではありません。
 ところが、いまだに東大信仰は根強く、国際的にも、またビジネスにおいても役に立たない暗記型の受験競争を続ける日本。このままでは、子どもたちは「世界の後進国の教育」に埋もれて未来を失ってしまいます。
 本企画では、国内外の教育の実情を調査し続ける尾木直樹氏に、新時代を生き残るために必須の能力とされる「キー・コンピテンシー」とは何か、また、教育の力で国力を増大させている国はどこが違うのか、日本は、また日本人は具体的に何ができて、何を為すべきかを、縦横無尽に語っていただきます。
 ペーパーテストの点数ではなく、「状況を分析し、他人に論理的に説明し、情報を批判的に捉える能力、さまざまな分野の知識をつなぎ合わせて、問題を解決に導いていく能力」が求められていると、OECD教育スキル局長が指し示す方向性は明確です。それを身につけられる教育こそ、「本物の学力」を育む教育といえます。
 日本人の教育観を根底から問い直し、「アクティブ・ラーニング」時代にわが子の未来を切り開く、すべて親必読の1冊です。

序 章 日本の子どもが危ない
第1章 東大のアジア首位陥落の衝撃
第2章 日本の教育が世界から取り残されていく
第3章 2020年は教育改革のラストチャンス
第4章 「学びの場」はどうあるべきか
第5章 日本の教育の未来のために──国レベルでの「6つの処方箋」


尾木 直樹[オギ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

教員生活44年これが私の「集大成」!!「学ぶ力」「生き抜く力」の常識が変わった!世界標準の学力を目指す「アクティブ・ラーニング」時代の必読書!

目次

序章 日本の子どもが危ない
第1章 東大のアジア首位陥落の衝撃
第2章 日本の教育が世界から取り残されていく
第3章 2020年は教育改革のラストチャンス
第4章 「学びの場」はどうあるべきか
第5章 日本の教育の未来のために―国レベルでの「6つの処方箋」

著者等紹介

尾木直樹[オギナオキ]
1947年、滋賀県に生まれる。教育評論家、法政大学教授。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、22年間にわたり「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。2003年、法政大学キャリアデザイン学部教授に着任。2012年からは法政大学教職課程センター長・教授に就任。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子育てと教育、いじめ問題、メディア問題等に関する現場に密着した調査・研究に精力的に取り組み、その成果は200冊を超える著書などにまとめられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

62
中2の日本人学校に通う孫娘と現地の学校に通う小5の孫息子の家庭教師が 娘に一度読んでみた方が良いと言っていた本 何故か私にお鉢が回って来た。私立の日本人学校に行ってる子は毎日宿題に追われ テストに追われ 疲弊している様に見える、かたや現地校の方は まぁ宿題はあるものの 毎日友人達と楽しみながら成績もドンドン上がっているらしい。家庭教師が言いたいのは 日本の教育は 尾木ママの言う通り 競争させて 私に言わせれば ロボットを育てているように感じる。結局今の日本では 良い教師も良い親も良い子供も育たない→続2019/06/05

Isamash

30
私立海城高校と公立中学教諭22年の尾木直樹・法政大教授の2017年出版著作。中学受験の一般化もあり受験の低年齢化過酷さが増大。その割には優秀な人間が中央官庁等エリート層に不足している様で、何故との疑問を持っていた。大学ランキング及び学力検査で世界の中での日本の地盤沈下が著しいという。そもそも世界の学力の捉え方は3つのキーコンピテンシー、即ち①相互作用的に道具を用いる②異質な集団で交流する③自律的に活動するに分類され、暗記重視の日本と大きく異なるという。悪名高いがゆとり教育で改革の大きなチャンスあったとも。2024/03/10

katoyann

21
国際比較を通して、日本の競争主義教育の行き詰まりを批判している。過度な競争主義については、国連子どもの権利委員会から再三の勧告を受けているが、全く是正されていない。高校受験のように筆記試験を行い、得点順に合否を決めるシステムは日本だけのものであり、中学校から塾に通い詰めて宿題と課題をこなすというのも日本と中国ぐらいとされている(43頁)。有名な話だが、子どもの自殺原因のトップは学業不振である。さて、そのような一点刻みの競争は、主体的に知識を活用する力をスポイルするだけでなく、排外主義にも至るという。続く2021/08/22

isao_key

13
教育評論家尾木ママが、世界と比較して日本の教育はどうであるかをデータに基づき分析、解説している。日本の教育の現状を憂い、改善すべき点、世界標準と日本がどれだけ離れてしまっているかが、詳しく書かれている。今、社会で求められいる人材は、豊かな発想力を持ち、思考力に長け、自己表現力に優れていて、なおかつ他者と協働できる人である。しかし現在の日本の教育は、そうした人材を育成することができていない。知識をたたき込み、パターン化された技能を習得されることに注力する従来の教育では、世界の優秀な若者と対等に渡り合えない。2017/03/18

tolucky1962

13
尾木先生の著。指摘されるように日本の教育レベルが低下しているというデータを正視するべきなのでしょう。長い将来まで日本の技術・経済に影響するのでしょう。著者は対策として、①世界標準の学力観・子ども観②競争主義を脱却③子ども主役の学び④個に寄り添う教育⑤国の責任⑥命を守る学校を上げています。経済的には親への負担が大きく、教員の仕事の負担が重く、上位からの管理が厳しく、子どもの意見を尊重しない。そんな状況を直すべきと。2017/02/12

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