出版社内容情報
アジアでも首位陥落の東大をありがたがる風潮が日本をダメにした。外国人との競争が当たり前の時代を生き残る「本物の学ぶ力」とは? 日本の教育、特に大学は世界に取り残され、国際順位も下落する一方です。アジアの中でも、すでにトップクラスではありません。
ところが、いまだに東大信仰は根強く、国際的にも、またビジネスにおいても役に立たない暗記型の受験競争を続ける日本。このままでは、子どもたちは「世界の後進国の教育」に埋もれて未来を失ってしまいます。
本企画では、国内外の教育の実情を調査し続ける尾木直樹氏に、新時代を生き残るために必須の能力とされる「キー・コンピテンシー」とは何か、また、教育の力で国力を増大させている国はどこが違うのか、日本は、また日本人は具体的に何ができて、何を為すべきかを、縦横無尽に語っていただきます。
ペーパーテストの点数ではなく、「状況を分析し、他人に論理的に説明し、情報を批判的に捉える能力、さまざまな分野の知識をつなぎ合わせて、問題を解決に導いていく能力」が求められていると、OECD教育スキル局長が指し示す方向性は明確です。それを身につけられる教育こそ、「本物の学力」を育む教育といえます。
日本人の教育観を根底から問い直し、「アクティブ・ラーニング」時代にわが子の未来を切り開く、すべて親必読の1冊です。
序 章 日本の子どもが危ない
第1章 東大のアジア首位陥落の衝撃
第2章 日本の教育が世界から取り残されていく
第3章 2020年は教育改革のラストチャンス
第4章 「学びの場」はどうあるべきか
第5章 日本の教育の未来のために──国レベルでの「6つの処方箋」
尾木 直樹[オギ ナオキ]
著・文・その他
内容説明
教員生活44年これが私の「集大成」!!「学ぶ力」「生き抜く力」の常識が変わった!世界標準の学力を目指す「アクティブ・ラーニング」時代の必読書!
目次
序章 日本の子どもが危ない
第1章 東大のアジア首位陥落の衝撃
第2章 日本の教育が世界から取り残されていく
第3章 2020年は教育改革のラストチャンス
第4章 「学びの場」はどうあるべきか
第5章 日本の教育の未来のために―国レベルでの「6つの処方箋」
著者等紹介
尾木直樹[オギナオキ]
1947年、滋賀県に生まれる。教育評論家、法政大学教授。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、22年間にわたり「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。2003年、法政大学キャリアデザイン学部教授に着任。2012年からは法政大学教職課程センター長・教授に就任。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子育てと教育、いじめ問題、メディア問題等に関する現場に密着した調査・研究に精力的に取り組み、その成果は200冊を超える著書などにまとめられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tolucky1962