講談社+α新書<br> 遺品は語る―遺品整理業者が教える「独居老人600万人」「無縁死3万人」時代に必ずやっておくべきこと

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講談社+α新書
遺品は語る―遺品整理業者が教える「独居老人600万人」「無縁死3万人」時代に必ずやっておくべきこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062729475
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

独居老人600万人、単身世帯1400万世帯、孤独死年間3万人。もはや誰もが一人で死ぬ時代。今なすべきことをプロが具体的に教示「独居老人600万人」「孤独死年間3万人」の衝撃──。
 団塊世代の高齢化が進み、子どもと離れて暮らす夫婦が連れ合いを亡くして一人暮らしとなり、やがて気づかれず一人亡くなる……そんなケースも珍しいものではなくなってきています。
 ふるさとに一人残した親の突然の死に直面し、「もっといろいろ話しておくべきだった」と後悔する子ども世代。事後のことを託したり、たくさん伝えたいことがあったはずなのに、何もできずに逝く親世代。
 遺品整理業をスタートさせて4年で業界トップクラスの5000件を扱ってきた株式会社リリーフと、その経営者である著者は、さまざまな現場で、そうした事例を無数に見てきました。
 なかでも、5000件のうち約13%が「特殊清掃」と呼ばれる、孤独死・自殺・ゴミ屋敷・夜逃げの後片付け業務。主を失った部屋には、そこで暮らしていた人物の人生、人柄、暮らしの痕跡が濃厚に残されているといいます。また、そうした遺品整理の現場にこそ、われわれ日本人が直面している本当のリスクと問題、克服すべき課題が、凝縮された形で示されているといいます。
 本書では、「知られざる現場の実情」と「間違いだらけの遺品整理の実態」について紹介しながら、「その時」が来る前に「必ずやっておくべきこと」を具体的に教示します。
 65歳以上が総人口の25%以上、多くの人が「一人で死んでいく」時代に、もしものときに途方にくれないための「読む処方箋」!

はじめに
第一章 それでも放っておきますか? この遺品整理の現場でも!
第二章 「片づけられない人」が多い現実
第三章 人はみな「ものを持っては逝けない」のに……
第四章 解決策はこれ! プロに頼むのがいちばん
第五章 間違いだらけの遺品整理
第六章 家自体の処分と相続が大きなネックに
第七章 「きれいサッパリとして逝く」ということ
おわりに──孤独死の現場から


赤澤 健一[アカザワ ケンイチ]
著・文・その他

内容説明

多死社会の真実!5000事例に学んだ「誰もが一人で死ぬ時代」の処方箋。孤独死・自殺・ゴミ屋敷・夜逃げの特殊清掃13%超。日本人の知らない遺品整理の現場。

目次

第1章 それでも放っておきますか?この遺品整理の現場でも!
第2章 「片づけられない人」が多い現実
第3章 人はみな「ものを持っては逝けない」のに…
第4章 解決策はこれ!プロに頼むのがいちばん
第5章 間違いだらけの遺品整理
第6章 家自体の処分と相続が大きなネックに
第7章 「きれいサッパリとして逝く」ということ

著者等紹介

赤澤健一[アカザワケンイチ]
株式会社リリーフCVO、グッドホールディングス株式会社代表取締役社長。同志社大学大学院博士前期課程修了(修士)。大阪府産業廃棄物協会理事。グッドホールディングス傘下のリリーフは、遺品整理業界トップの取り扱い事例を持ち、情報公開に積極的で透明性を重視した経営に取り組むことで知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

44
実家の片付けは避けて通れない問題です。素人がやればお金は掛からないけど中途半端になりがち。少し値ははるけど、業者に頼んだ方が問題は一気に片付くし良いんじゃないかなと思いました。勿論、信頼のおける業者に頼むのが大前提となりますが。2016/11/10

ごへいもち

22
仕事って選ばなければいくらでもあるとよく言うけど、さすがにこの仕事はやりたくない、ごめんなさい。「せめて自分の物をできるだけ減らしておきます」と書いておこうσ(^_^;)2017/08/09

澤水月

19
反「片付け本」が柱ながら「大震災時、持って逃げられるか」「人は身一つで逝く」と考え生前にきちんとしておこう、でも「0(ゼロ)葬=火葬場から骨も拾わず墓も建てない」もあんまりでは…という極めて真っ当常識の本。20代で父、30代で母が急死した身には深く頷くことばかり…素人が下手に何かするより全てプロに任せた方が本当にスムーズだと当時実感した。まして自分も年老いた時に親の遺品遺産手続きを職と生活続けつつ行うのは現代では(固定資産税!相続期限!)極めて厳しい。何でも断舎利ではなく中庸的なので本持ちも安心し読める2019/02/10

kum

14
生前整理について考えたく図書館で手に取ってみた本。孤独死や遺品整理の現実を知る。これだけ「片付け」が叫ばれる現代においても、身辺をきれいにして亡くなられる方は本当に少ないという話が印象的。高齢になるとさらにハードルは上がり、遺族にとっても大きな問題となる。最後は身ひとつ、ものを持っては逝けないということを肝に銘じておくと、今後の日々の片付けも違ってくるような気がする。2019/02/18

千穂

13
あちらの世界へ持っていくことは出来ない。死にいく時は身一つで。身辺整理の必要性は分かっていてもため込んでるなあ。片付けてスッキリしたい。写真などはまず処分の対象だな。残しておいても迷惑致しかたない。2016/12/12

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