出版社内容情報
グローバリズムから離れて商う幸せを見つけること。それが、銀座という華麗なる「里山」で生きていく掟である。「銀座」にグローバルの風が吹き荒れている。外国人観光客であふれている日本一有名な商いの街「銀座」の商人たちは、過去から何を学び、現在をどう解釈し、未来に何を企てるのか。
老舗仕立て屋、壹番館洋服店の主人・渡辺新は、銀座の商人たち10人と語り合い、銀座ならではの、ていねいでこまめな商いのかたちを日々模索している。
1 サンモトヤマ 茂登山長市郎
飽きさせたら商人ではない
2 虎屋 黒川光博 大切なのは「今」
3 鮨青木 青木利勝 手仕事の江戸前寿司と銀座
4 遠藤波津子グループ 遠藤彬+
銀座いせよし 千谷美恵 世代を超えても繋がるこだわり
5 カフェ・ド・ランブル 関口一郎 満100歳、銀座でコーヒーと65年
6 小寺商店 小寺江子 不動産としての銀座
7 ナイルレストラン GMナイル 銀座はどこが特別なのか
8 日本料理三亀 南條勲夫 商売の最前線に店主がいる
9 銀座寿司幸本店 杉山衛 板前と商人の境目で
渡辺 新[ワタナベ シン]
著・文・その他
内容説明
マルクスもピケティも銀座の商いを知らない。「ていねいでこまめで濃い商い」こそ、これからの時代を生き抜く武器になる!
目次
第1章 飽きさせたら商人ではない―サンモトヤマ会長・茂登山長市郎
第2章 大切なのは「今」―虎屋十七代当主代表取締役社長・黒川光博
第3章 手仕事の江戸前寿司と銀座―鮨青木・青木利勝
第4章 世代を超えても繋がるこだわり―遠藤波津子グループ代表取締役会長・遠藤彬、銀座いせよし・千谷美恵
第5章 満100歳銀座でコーヒーと65年―カフェ・ド・ランブル店主・関口一郎
第6章 不動産としての銀座―小寺商店会長・小寺江子×小寺商店社長・児玉裕×有限会社アイエムコンサルタント代表取締役・平松陽一
第7章 銀座はどこが特別なのか―ナイルレストランオーナー・G.M.ナイル
第8章 商売の最前線に店主がいる―日本料理三亀二代目店主・南條勲夫
第9章 板前と商人の境目で―銀座寿司幸本店四代目主人・杉山衛
著者等紹介
渡辺新[ワタナベシン]
1966年東京生まれ。壹番館洋服店代表取締役社長。慶應義塾大学卒業後、イギリスでカッティングを、イタリアでデザインを学ぶ。94年に壹番館洋服店入社。97年代表取締役に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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