講談社+α新書<br> 臆病なワルで勝ち抜く!―日本橋たいめいけん三代目「100年続ける」商売の作り方

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講談社+α新書
臆病なワルで勝ち抜く!―日本橋たいめいけん三代目「100年続ける」商売の作り方

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062728775
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「黒くてチャラい」が腕は超一流! 『有吉反省会』等で人気沸騰中の異色の老舗洋食店三代目が語る、平凡を非凡に変えて勝ち抜く極意 創業昭和6年、作家・池波正太郎や映画監督・小津安二郎も愛した味を守り続けて83年。「腕はいちばん」と地元から評される日本橋たいめいけん三代目・茂出木浩司氏。
 ところが当人は、それ以上に『有吉反省会』(日本テレビ系)など、テレビ等で見せる強烈な「キャラ」で知られています。極限まで日焼けした真っ黒な風貌、チャラくて、心配症で、一見したところはいかにも「ボンボンの三代目」。
 しかし、「家庭でも作れる洋食、しかし家庭では決して出せない味」で、激戦区日本橋で創業100年を目指して挑戦を続け、そのキャラを生かして、フランパンひとつで「たいめいけん」を全国ブランドにし、「洋食や 三代目たいめいけん」など新業態の多角展開を仕掛ける様は、ただの「ボンボン」ではありません。「黒くてチャラい」見た目をカモフラージュにした、戦略家・戦術家としての経営者の顔が見え隠れしています。
 本書は、いま注目の異色料理人が、その素顔と成功の秘密を開陳しつつ、「才能がない」「親のプレッシャーがつらい」「敷かれたレールは面白くない」と悩める若者たちに本気で勝負する、破天荒な1冊です。

第一章 「攻め」と「守り」のバランス感覚
 変化を受け入れつつ守る
 色黒でチャラい臆病者
 テレビも料理も、人を喜ばすもの
 料理人は“腕だけが命”
 自分が出たテレビは見ない
 老舗らしくない老舗になる
 異なる価値観が意外性を生む
 「軸」があるから攻められる
 「おいしい!」は当たり前

第二章 プレッシャーには勝たなくていい
 生まれながらの三代目
 父へのライバル意識と反骨精神
 『たいめいけん』百年への挑戦
 ビビりだから、開き直れる
 創業者も代を継ぐのも重圧は同じ
 「屋号」では食っていけない現実
 孤独になっても孤立はするな
 “老舗のプライド”はいらない
 孤独はポジティブなもの
 『三国志』の“滅び”に学ぶ

第三章 人を好きになれば、人に好かれる
 経営者よりキャプテンでいたい
 若いスタッフは最高の刺激
 頭を下げるのは「タダ」
 ものごとは“運”が九割
 一二〇%で人は初めて喜ぶ
 サプライズ演出が心を動かす
 本気の趣味が出会いを呼ぶ
 「信じる人」に人は集う
 依頼は断らない
 合わない人は「敬して遠ざける」

第四章 フライパンを振り続ける人だけが生き残る
 伝統を守り、オリジナルを作る
 五年後に残る店は一〇%以下
 出店は“計画”するな!
 数字だけで飲食店は語れない
 経営者は“ギャンブル厳禁”
 ウソでもいいから自信満々
 『洋食や 三代目 たいめいけん』
 フランチャイズ時代のリスク管理
 アイデアはひとりでは実現しない

第五章 「個」をブランドにする
 ネガティブ人間に勝機あり?
 余計なことを考える力
 自分のピークを設定する
 自己暗示と感謝の成功法則
 トレードマークになる習慣を持つ
 ファッションが「らしさ」を作る
 若者はギラギラしていていい
 コンプレックスは「個性」
 二重人格的な自分を知覚する
 人は役割があって生まれてくる

おわりに


茂出木 浩司[モデギ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

「黒くてチャラい」が腕は超一流!人気沸騰の老舗洋食店三代目が、いま最高に面白い!!創業昭和6年、作家・池波正太郎、映画監督・小津安二郎らが愛した味を守り続けて83年。

目次

第1章 「攻め」と「守り」のバランス感覚(変化を受け入れつつ守る;色黒でチャラい臆病者 ほか)
第2章 プレッシャーには勝たなくていい(生まれながらの三代目;父へのライバル意識と反骨精神 ほか)
第3章 人を好きになれば、人に好かれる(経営者よりキャプテンでいたい;若いスタッフは最高の刺激 ほか)
第4章 フライパンを振り続ける人だけが生き残る(伝統を守り、オリジナルを作る;五年後に残る店は一〇%以下 ほか)
第5章 「個」をブランドにする(ネガティブ人間に勝機あり?;余計なことを考える力 ほか)

著者等紹介

茂出木浩司[モデギヒロシ]
日本橋「たいめいけん」三代目シェフ。1967年6月2日、洋食店「たいめいけん」二代目の長男として生まれる。高校を卒業後、渡米。語学を学んだ後、帰国。修業を終え、実家の「たいめいけん」に入店。1994年、27歳で「たいめいけん」三代目シェフに就任。2001年、日本橋三越の地下に惣菜販売「デリカテッセン・ヒロ」を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅんぺい(笑)

1
はからずも、飲食業をやっているひとの本が二回続いた。 このひとテレビとかで見たことはないのですが、表紙の写真を見てのイメージは明るいひと。でも、本人いわく、ちがうらしい。このひとが書いている繊細さは、なんとなくわかる気がするなぁ。2015/01/11

fumi

1
ある日この本を書店で見つけて、思わず購入。お会いしたことのある方の著書を書店で購入したのは、はじめての経験です。面と向かっては、語ってくれないようなことでも、本になると知ることができる。また、記録にもなる。活字っていいですね。2015/01/13

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