講談社+α新書
人生も仕事も変える「対話力」―日本人に闘うディベートはいらない

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062728355
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0295

出版社内容情報

実例で学ぶ――巡り合いを生かす鍵。会話でなく相手との違いを認める対話力を身につければ、仕事も人間関係も必ずうまくいきます。サンデル教授のハーバード白熱教室の解説で知られる小林正弥教授が、
日本人の対話力を上げるノウハウを初めて紹介する。
コミュニケーション力は、大手企業が10年連続で新入社員に求める力の第1位。
このコミュニケーション力とは、つまるところ対話力ということなのです。
では会話と対話の違いは何でしょう? 
対話は、相手と自分の考え方が違うことを前提に行われるべきもの。そこが会話との大きな差です。だからこそ、深いコミュニケーションができるのです。
家族や友人、職場、仕事関係、相手との理解を深め合う対話こそ、あらゆるものごとがうまくいくポイントです。
さらに大げさに言えば、釈迦もキリストも孔子もすべて対話によって真理を伝えていました。
対話が人間力を高め、人生観も深めると言って過言ではないでしょう。
今、内面の充実を望んでいる日本人が増えているなか、潜在的に対話の力は求められています。
嫌われ者のソクラテス対話術から、アラフォー女性の人生相談まで、実例を多く取り入れながら対話力を身に着けていきましょう。

序 日本人はなぜ対話が苦手なのか――グローバル時代の課題
第1章 巡り合いを生かす鍵
第2章 対話とは何か?――おしゃべり、ビジネス会話、ディベートとの違い
第3章 対話術1――「聞く力」と「考える力」
第4章 対話術2――「話す力」と「振り返る力」
第5章 人生における対話――恋愛・家族・死
第6章 仕事における対話や公共的対話


小林 正弥[コバヤシ マサヤ]
著・文・その他

内容説明

心を動かしあう最強のコミュニケーション。「ただの会話では相手に伝わらない」「誰も教えてくれなかった」実践的メソッド。

目次

第1章 対話とは何か―あなたは「考える」人間か、ただ反応するマウスか
第2章 対話が開く幸福への扉―深い人間関係は会話でなく対話から
第3章 対話のメソッド1―「聴く力」と「考える力」
第4章 対話のメソッド2―「話す力」と「振り返る力」
第5章 人生における対話―恋愛のウソを見ぬくのも子育ても対話力
第6章 仕事に生きる対話―対話のうまい職業からノウハウを学ぶ
第7章 対話で人格を磨く―サンデル教授もソクラテスも対話で知恵を探求

著者等紹介

小林正弥[コバヤシマサヤ]
千葉大学教授。1963年、東京都に生まれる。東京大学法学部卒業。1995~97年、ケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員・セルウィン・コレッジ準フェロー。2003年より現職。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授、日本ポジティブサイコロジー医学会理事などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ktmkktaa

10
対話によって、自分自身が成長するとともに、相手の心を潤すことが出来ることって理想的です。考えの違う相手とも対話することで、お互いの思考の深化になり、よって思考や人生が豊かになる。そのためには、相手と向き合う姿勢や友愛の精神が基本ですね。2014/06/01

Lisa

6
コミュニケーション能力が高い人は意識せずともしてる事が多いと思うし、わかりきっている内容まで丁寧に「対話」について書かれているので読むまでもない内容も多いと思う、細かいパートに分かれているから気になるとこだけだけ読むのがいいかな~。2015/09/13

じん

4
相手のレベルに応じて、チューニングして話すことが大事。2019/07/15

Shosei Imazeki

3
「会話」ではなく「対話」をすることに飢えている人に勧めたい。だが、内容的に重複している部分が多く、少々くどいと感じた。その点は残念であった。2017/04/14

kazu_hiro

2
会話と対話の違いがよく分かりました。これまでの自分が対話を通して深く係わることを億劫に感じ会話にとどめていたことを省みました。しかし、対話をすることで相手の思いと自分の思いの違いを知ることができ、その違いを埋めようとするより、傾聴しそれを認めることができれば、よりよい人間関係が築けるものと感じました。これからは必要に応じて会話と対話を使い分けができれば、新たな視野が拡がるだろうと感じました。2014/04/20

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