出版社内容情報
レバ刺し、ユッケなど「おいしい生モノ」には危険がいっぱい! 野菜や果物で免疫力を高めれば、O157も寄生虫もこわくない!!レバ刺し、ユッケなど「おいしい生モノ」には危険がいっぱい!
野菜や果物で腸内細菌を増やして免疫力を高めれば、O157も寄生虫もこわくない!
レバ刺しや肉の生食は、免疫力の低下している日本人にはとても危険なのです。免疫力のある人が腸管出血性大腸菌を飲み込んでも、たいしたことにはなりませんが、免疫力が低下している人では重症になったり、ときには死亡したりすることもあります。本書では、O157を飲み込んでも発病しない方法をまず解説してみました。世界に目を向けると、抗生物質の効かない多剤耐性の食中毒菌が各地で拡散し、日本にも侵入しています。本書では、これらの食中毒の現状と、それに対処する方法も考えてみました。生の肉や魚が大好きな人には、ぜひ本書を読んでいただきたいと思っています。――<「はじめに」より抜粋>
●O111の毒性が強くなった
●オリゴ糖で食中毒を予防
●もっともおそろしい病原大腸菌O104
●O157の感染を抑える腸内細菌
●カンピロバクターがおそろしい
●地ドリのレバ刺しもおそろしい
●生食が薬になる場合もある
●「生魚・うまい魚」にも落とし穴
●ブタのレバ刺しで新しい食中毒
●養殖ヒラメから新型クドア属原虫
はじめに
第一章 生食で起こる腸管出血性大腸菌症
第二章 レバ刺しがあぶない
第三章 本当におそろしい肉の生食
第四章 本当はおそろしい生魚・うまい魚
第五章 新しく出現した食中毒
第六章 抗生物質耐性の食中毒
おわりに
藤田 紘一郎[フジタ コウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
レバ刺し、ユッケなど「おいしい生モノ」には危険がいっぱい。ホントにこわい食中毒。
目次
第1章 生食で起こる腸管出血性大腸菌症
第2章 レバ刺しがあぶない
第3章 本当におそろしい肉の生食
第4章 本当はおそろしい生魚・うまい魚
第5章 新しく出現した食中毒
第6章 抗生物質耐性の食中毒
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、中国東北部(旧満州)生まれ。免疫学者(医学博士)。東京医科歯科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授などを経て、東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授。専門は、寄生虫学、感染免疫学、熱帯医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
キムチ
Toshi
みか
Tomomi Yazaki
-
- 和書
- 生体分子の化学