出版社内容情報
三度の「核の痛み」を受けた日本人の使命は打たれ強い日本人は「歴史のレッスン」を受けるたび賢くなってきた。これから貧しくなっても、雑種民族の強みが発揮されよう。再興の道は「首都フクシマ」にある
内容説明
行動する宗教学者が歴史・民族・文明から語りつくした、国難を日本再生に変える道。
目次
第1章 復元力をもつ日本文化(「笑い」は日本人の底力;繰り返しやって来た天災人災 ほか)
第2章 フクシマは文明の「折り返し点」(原発事故は偶然ではなかった;バブルの塔は崩れ始めていた ほか)
第3章 日本の進化に不可欠な首都移転(東京はすでてに「沸点」に達している;日本史が語る首都移転の効果 ほか)
第4章 母系性社会と「女の力」(津波から生還した女性;恐るべし、女の底力 ほか)
第5章 アジア文明の夜明け(文明の陰に宗教あり;地上最大の宗教「アメリカ教」 ほか)
著者等紹介
町田宗鳳[マチダソウホウ]
1950年、京都市に生まれる。幼少期はキリスト教会に通ったが、14歳で出家。以来20年間を京都の臨済宗大徳寺で修行。34歳のとき寺を離れ、渡米。ハーバード大学で神学修士号およびペンシルバニア大学で博士号を得る。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学准教授、東京外国語大学教授を経て、現在は広島大学大学院総合科学研究科教授、国際教養大学客員教授、広島大学環境平和学プロジェクト研究センター所長、オスロ国際平和研究所客員研究員、日本宗教学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshihiro Yamamoto
Hideki Ishihara