講談社+α新書
首都圏大震災その予測と減災

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727211
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

その日は、来る。「震度5強超」対策が命を救う!
地質学が解き明かす巨大地震発生メカニズム。予知よりもっと大切な「震害を減らす知恵」!!

震害は、地盤と街と人などの関係から発生しますが、これを完全に防ぐことは無理です。しかし、地盤や自然の条件を考えた街づくりと、地震と人とのつき合い方の改善などで、災害を減らす、つまり「減災」を実現していくことはできるでしょう。
物流のエネルギー源になる発電所・送電システム・変電所、エネルギーを運ぶ電車・車・線路・道路・路盤・橋・トンネル・ライフラインなどの徹底的な免震・減震・耐震化と、そのバックアップ体制の強化など、「震害が震害を生まない」減災システムづくりは、これからの街づくりの大きなポイントになりそうです。

●姿の見えない地震の群れを探す
●超巨大地震の前兆とその後を探る
●伊豆諸島の熱流の運ばれ方
●傾きつづける首都圏の大地
●巨大地震の前兆:地震の飛び跳ね
●地震の通り道・「地震道」とは?
●原発の炉心を襲ったドスン揺れ
●わが家の地震減災を考える
●火山――地震の動向を探る
●学校で必要な震度5強への備え

角田 史雄[ツノダ フミオ]
著・文・その他

内容説明

地質学が解き明かす巨大地震発生メカニズム。予知よりももっと大切な「震害を減らす知恵」。

目次

第1章 超巨大地震が起こるまでと、これからの地震活動(なぜ日本にたくさん温泉があるか;姿の見えない地震の群れを探す ほか)
第2章 首都圏で地震が多く発生するところ(首都圏の地震の「巣」を探る;傾きつづける首都圏の大地 ほか)
第3章 地震の揺れとその震害(震害はドスン揺れ、液状化、津波;防災と減災をどう考えるか? ほか)
第4章 首都圏での震害予想(首都圏で地震被害はどうなる?;わが街、わが家の地盤と震害調べ ほか)
第5章 わが家の地震減災を考える(ネットには出ていない情報;わが家の地震カルテをつくる ほか)

著者等紹介

角田史雄[ツノダフミオ]
1942年、群馬県に生まれる。埼玉大学名誉教授。埼玉大学文理学部卒業。東京教育大学大学院博士課程修了、理学博士。1967年から約40年間、南部フォッシマグナの山々を踏査して回り、火山・マグマが地殻変動の主役であることを実感。1974年から埼玉大学に勤め、1979年以来、地震動と地質の関係を探ってきた。現在は「地震には地域ごとに異なる個性があり、その起因は地下の熱移送にある」と考え、「熱移送説」を追究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
震災は逸襲ってくるかわからない。だからこそ、常に備えを万全にしておくことが重要である。しっかりとした予測ができれば最高だが、そうそううまくいく保証はない。予測がうまくいかない状況であっても、普段から常に準備をしておくことができれば、その被害は小さくできるだろう。2013/09/24

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