講談社+α新書
「運命」を跳ね返すことば

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727082
  • NDC分類 788.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

生きる勇気が漲るチャンピオンの優しい言葉元プロボクサー、平成のKOキング坂本博之は、いかにして虐待児童たちの心を開かせたのか――逆境を呪わず、自分の人生を引き受けて生きるための金言集!

目次

第1章 子どもの心を開かせる「ことば」(「大人目線」から「子ども目線」に;「子ども」は大人の「空気」を読む ほか)
第2章 心を閉ざす人にかける「ことば」(「思い」は必ず伝わる;人生には表と裏がある ほか)
第3章 「勇気」を与える「ことば」(逆戻りはできない;勝つまでやればいいだけ ほか)
第4章 「いじめ」を克服する「ことば」(「いじめられる理由」なんてない;「見て見ぬふり」でいいのか? ほか)
第5章 それでも運命を跳ね返せないときにおくる「ことば」(会えなかった娘;ハートのワンツーパンチ ほか)

著者等紹介

坂本博之[サカモトヒロユキ]
1970年、福岡県田川市出身。元プロボクサー。パワーのあるパンチで「平成のKOキング」「和製デュラン」と称された。日本、東洋太平洋ライト級王座を獲得。元世界ランキングWBCライト級1位。幼少時に両親が離婚、預けられた福岡市東区の養護施設『和白青松園』のテレビでボクシングの試合を観たことがきっかけで、プロボクサーを志す。引退後、自らも幼少時に児童虐待の被害者だった体験から、子どもたちの怒り、悲しみ、影(著者は「もう一人の自分」と表現)の心を受け止めるために、全国の児童養護施設を廻っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もとむ

22
児童養護施設出身の元プロボクサーで、4度の世界挑戦を果たすもチャンピオンには届かず…悲運のファイター、坂本博之の著書。幼少期に両親が離婚、母に育てられるもすぐに親戚の家に預けられ、壮絶な虐待を受け児童養護施設に保護される。そこでボクシングを知り、世界チャンピオンを目指す…この人の存在を知った時、この日本にまだこんなハングリーな人がいるのかと驚き、ずっと応援してきた。引退後はボクシングジムを開業と同時に、全国の学校や養護施設を訪問。出逢えた様々な子ども達との触れ合いを、是非本書を通して知ってもらいたい。2025/05/06

12
幼少時に児童虐待の被害者だった元プロボクサーの坂本さんの著書です。坂本さんの言葉は力強く説得力があります。図書館で借りた本でしたが、自分で買って時々読み返そうと思います。2014/04/07

10
この本の著者は元プロボクサーで、少年時代は児童養護施設で暮らしたり、親戚の家でひどい目に遭ったが、ボクシングに惹かれ、ボクサーで活躍し、今はジムを経営しながら、児童養護施設を回り、子どもたちに夢を持って生きられるようにと活動されています。そんな著者の素晴らしい考え方をピックアップします。「『一生懸命』かどうかは子どもに絶対に見透かされる」「『熱』をもって接すれば、絶対に『熱』をもって返ってくる」「『運命』なんて自分で変えられる」「誰かに変えてもらうのではなく、自分自身が変わらなくてはいけない」2025/06/10

Tomoki Endo

3
会社の同僚にもらった本。「平成のKOキング」こと坂本博之さんの生き様を描いた本。養護施設で育った身でありながら、ボクシング日本チャンプに成り上がった彼は、強さと優しさを兼ね備えている。子供の心を開くには「目線を合わせる」、いじめられっ子には「負の連鎖を止めろ」、何をしても悲しいときは「悲しむだけ悲しんだらいい」。3度の出産に失敗し、絶望の淵に立つ著者のもとに明沙音(あさの)ちゃんは生まれた。亡くなった3人の命に見守られながら明沙音が大きくなったら「過去も未来も繋がっているんだ」という言葉をかけてあげるそう2020/06/14

田中博史

3
児童養護施設出身のボクサー。 今度お話を伺う機会があるので予習。 現実に立脚して戦い続けてきた方のもつ強さを感じます。 楽しみ。 2014/10/21

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