講談社+α新書
コスト削減の罠

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726931
  • NDC分類 336.85
  • Cコード C0295

出版社内容情報

10万部超ベストセラーを超える究極の1冊『コピー用紙の裏は使うな!』から3年。コスト削減の手法は、売上減少時代に純利益を創出する経営最適化の実践ノウハウに進化した! ビジネスマン必読の福音書


●裏紙コピー
●ノー残業デー
●電話は1分以内
●エアコンは夏28℃、冬22℃設定
― 3つ以上、当てはまる会社が危ない!?

コスト削減のつもりで実行し、ほとんどその成果を確認できていない事例はいくらでもあります。
「ノー残業デー」「電話は1分以内に切りましょう」「パソコンを使用しないときは電源を落としましょう」「夏場のエアコンは28℃設定で」― それらにまったく意味がない、とまではいいません。しかし、実際にどの程度成果があるのか、利益に貢献するのか、知っている人、いますか? ビジネスである以上、その効果
や成果をきちんと検証しなければ、その是非について語れないはずです。しかし、一見もっともらしいこうした取り組みや活動の成果を正しく検証したケースは、寡聞にして知りません。

●売上高半減で赤字にならない会社
●苦境になってコスト削減はNG
●「見える化」で電気代2割削減
●「3分の1ルール」で現場に分配
●稟議書が回ってこないお金の恐怖
●電気代節約にありがちな「誤解」
●コピーの裏紙使用は本当にエコ?
●裏紙を使う「7つの落とし穴」
●ホワイトカラーのコストを変える
●コスト削減の黄金律「4M+S」

目次

第1章 コスト削減の「3つの罠」
第2章 ローコストオペレーションを成功させる方法
第3章 電気代に注目するとコスト削減は劇的に進む
第4章 『コピー用紙の裏は使うな!』から見えた真実
第5章 コスト削減は地球環境の改善につながる
第6章 コスト削減から新しい環境経営が始まる

著者等紹介

村井哲之[ムライテツユキ]
1957年、山口県に生まれる。広島大学政治経済学部卒業後、株式会社リクルート、第二電電株式会社を経て、株式会社環境経営戦略総研代表取締役社長。環境プランナー。多くの企業や組織において環境経営コンサルタントを務め、講演は年間100回に迫る。環境経営・コスト削減の専門知識を活かし、テレビや雑誌、専門誌などでも啓蒙活動を行うほか、省エネ法の改正に伴う参議院経済産業委員会では、民間代表として招致され、意見を述べた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

檜村

12
無駄を省いて浮いたお金を従業員の賃金に反映させれば、会社の存続維持の可能性があがるという本。その無駄を省く方法に善し悪しがあるので健全な現場を作りたい方は読めばいいと思います。正直、普通に読むとわりとつまらない内容だったので無駄なコスト=体内脂肪と置き換えて読んでみたら意外と面白くなりましたので役に立ったと思います。2016/04/08

Kazuya

4
それムダ取り、やれ改善と、とかく削減好きな今の時流に真っ向から立ち向かった意欲作。こうやって考える人がなかなか居ないのが全体を縮こませているのかもしれない。とりあえずコスト削減って言葉がお決まりの説得材料にされていたと感じたら注意しよう。 142011/03/10

nizimasu

3
昨今の闇雲なコスト削減に一石を投じる内容。まずは経営理念ありきのコスト削減こそが常態かすべき指摘だと納得2012/08/05

茶幸才斎

3
昨今は売上げを伸ばすのは難しいから収益率を上げましょう、そのためにコストマネジメントをやりましょう、電気代あたりは比較的簡単に減らせるよ、という内容。コストの中身を徹底的に洗い出し、分類して優先順位つけて対策を講じ、その成果はきちんと検証して見える化する。筆者はこれを経営哲学と呼んでほしいらしいが、特に真新しい内容ではない。「コスト」を「環境負荷」に替えれば環境マネジメントになるし、「情報資産」に替えればセキュリティポリシーになる。コンサルタントという職業が何をしている人たちなのか、何となく分かってきた。2011/03/21

いえのぶ

3
コストを削減する際に、いくらの効果があるのか明確にして、実行する。下げたコストによる利益は会社が全部取らず、かかわった従業員に分配しなさいと説く。コピー用紙の裏紙を使っても大したコストダウンにはならず、逆に管理コストがかかってしまう。下げたコストによる利益を会社が全部とりすると、従業員のモチベーションが下がるだけ。・・・そのとおりです。当たっています。★★☆2010/12/30

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