講談社+α新書
北朝鮮の人間改造術、あるいは他人の人生を支配する手法

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726801
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0295

内容説明

日常生活で知らず知らず受けている洗脳の恐怖!「イエスマン」を大量生産し、自らを神格化!金正日が完成した究極の人間改造術の全貌。

目次

はじめに―「人間改造」は日本にも存在する
序章 独裁者にコントロールされる人生
第1章 死ぬまで続く「人間改造」
第2章 集団化による人間改造
第3章 北朝鮮式「悪の心理操作術」
第4章 「監視」と「密告」による支配
第5章 恐怖による「人間改造」
第6章 限界を迎えた「人間改造」
第7章 崩壊へのカウントダウンとともに
おわりに―現代人が人間改造術を学ぶと

著者等紹介

宮田敦司[ミヤタアツシ]
1969年、愛知県に生まれる。日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程修了。北朝鮮研究で博士号(総合社会文化)を取得。1987年、航空自衛隊に入隊。13年間、情報部隊に勤務し、主に北朝鮮情報の収集・分析を行う。その間、金正日の命令書を入手するなど辣腕をふるう。2005年、スパイの嫌疑をかけられ、航空自衛隊を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ted

4
北鮮の統治システムがことさら露悪的に見えるのは、日本のように自然発生的に成立した国家ではなく、傀儡によって造られた人工“国家”であり、人間改造を行なわないと体制が維持できないからであるが、凡そ組織と名の付くものには程度の差こそあれ、抑圧と統制が必然的に付いて回る。卑近な例では、反省する必要など微塵もないのに日本の組織にはやたらと反省会なるものが存在するが理屈は同じだ。名称を変えるなど、より巧妙に行なっているので見えにくいが本質は変らない。その陥穽に嵌らないための絶えざるレジスタンスが必要だと痛烈に感じた。2010/12/31

bokassa_1er

0
タイトルがアレだが、人間をおもいどおりにするために、かつての人間は何をやってきたか、ということについていろいろ書いてあり、ある種の入門書としても適しているように感じた。2013/06/24

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