講談社+α新書
「裏」を見通す技術―勝ちたいあなたに捧げる刑事の「マル秘情報収集法」

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  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726580
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0295

出版社内容情報

混迷の時代を乗り切る秘訣は「脳に汗をかけ」
仕事に休みなし、まわり道が近道となる
20年以上にわたる刑事生活でつかんだ「人」「物」「言葉」の本質を見抜く眼力!

忘れてならないのは、不況時にすべての企業や人々が生き残ったのではなく、一定の条件を満たした者たちだけが勝ち残り、今に「生」をつないでいるということだ。「あらゆることに対して情報を収集し、それを分析したうえで表面に見えているものから裏側に隠された真実や状況を見極め、さまざまな対応を柔軟に取ってきた」者だけが勝ち残ってきたのである。また、商売とは別世界ではあるが、年ごとに上向きな数字をはじき出しているものがある。かつて私が所属していた警察の、全国の刑法犯検挙率や凶悪犯罪などの事件の検挙率である。事件捜査をする警察も利益を追求するさまざまな企業も、人間から情報を収集して分析し、求めるものを得ていかなければならないという面では変わりがないのである。

●情報はまず根こそぎ集め切れ!
●「お茶くみ」は人間観察の基本
●電話での捜査はNGの理由
●捜査もビジネスも「ナシ割」から
●雑学や商品知識は身を助ける
●「一点豪華主義」のススメ
●看守の経験から学んだ人の心
●「三味線」という泣きの技術
●ダブルチェックしても信じるな
●リズムに乗った裏付けが肝要

飯田 裕久[イイダ ヒロヒサ]
著・文・その他

内容説明

20年以上にわたる刑事生活でつかんだ「人」「物」「言葉」の本質を見抜く眼力。

目次

第1章 事件待機―情報収集に臨む心構え
第2章 聞き込み、内偵―人から何を読み、何を得るか
第3章 ブツ捜査―眼前のブツをいかにホシにつなげるか
第4章 取り調べ―相手との勝負、命運を分けるのは…
第5章 裏付け―勝った時こそ勝因を検討せよ
第6章 事件後のケア―アフターケアは信用を得るためと次回への橋渡し

著者等紹介

飯田裕久[イイダヒロヒサ]
1963年、千葉県に生まれる。1982年、警視庁入庁。署轄の刑事を経て、1992年のトリカブト殺人事件をきっかけに警視庁捜査第一課に配属。その後、地下鉄サリン事件、音羽お受験殺人事件など100件以上の殺人事件に従事し、2007年、警部補で退職。退職後は、刑事・警察物の企画協力、原案提供、演技指導、警察操演をおこなう一方、装飾、小物制作、特殊メイクにも異才を発揮する。俳優としてもドラマ・映画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
刑事時代の経験からの、表面ではなくその裏に隠された部分を見つけなさいということで、著者の現役時代の話が出てきてこのような見方もあるのかなあという気がしました。あまり期待しすぎないで軽く読むといいのではないかと思います。まあ普通の人とは違う見方もあるということでしょう。2016/05/01

majiro

5
わりと下世話な興味本位で借りてみたら、すごくためになる本でびっくりした。さすがに特殊な仕事を生業とする人は覚悟も何もかも違う。基本的な考え方は、刑事でもビジネスマンでもまるで同じというところがまた面白い。あらためて、生き抜くテクニック、人間関係の大切さ、いろんなことを思い知らされた。2014/10/13

takao

2
ふむ2023/12/24

アカツキ

1
同著者の「警視庁捜査一課刑事」の方が面白く読みやすい。エピソードも共通のものが多く、こちらではいくらか簡略化されている。この本だけのエピソードもあるけれど、あっさりしていて少々物足りなさを感じた。2016/05/28

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