出版社内容情報
オペラ「ドン・ジョバンニ」の真犯人は誰か。作曲家が楽譜に仕掛けた暗号、第九交響曲の呪い、オペラに隠された殺人事件・・・・・200年以上にわたるクラシック音楽の宝の山から、「謎」をテーマに人と名曲を紹介。
内容説明
バッハ、プッチーニ、モーツァルト…名曲の「謎と暗号」―巨匠たちの「愛」「苦悩」「犯罪」までを読み解く。映画『ヴィヨンの妻』の作曲家が推理。楽譜と舞台に浮かぶ5つの事件簿。
目次
第1章 バッハと五線譜の中の「暗号」(音楽の父にして「音楽暗号の父」;暗号素材は「音名」 ほか)
第2章 ショスタコーヴィチ、二重人格の「ファウスト」(ショスタコーヴィチに目覚める;「交響曲第一〇番」という怪文書 ほか)
第3章 モーツァルト「ドン・ジョバンニ」殺人事件(「オペラ」はとにかく人が死ぬ;四つの事件のあらまし ほか)
第4章 作曲家たちの「犯罪捜査」風プロファイリング(「作曲家」という奇妙な職業;作曲家と連続殺人犯の類似性 ほか)
第5章 プッチーニ「トゥーランドット」の謎(オペラの虚と実;ご当地ものオペラ ほか)
著者等紹介
吉松隆[ヨシマツタカシ]
1953年、東京都に生まれる。作曲家。慶應義塾大学工学部中退後、独学で作曲を学ぶ。1981年「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後、いわゆる「現代音楽」の非音楽的傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「現代音楽撲滅運動」および「世紀末抒情主義」を主唱。1998年に英国の音楽レーベル、シャンドスと契約し、交響曲5曲を含む全オーケストラ作品が海外にも発信されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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