内容説明
奇形タンポポが近くに咲いたら家族が危ない!テレビ朝日系「スーパーモーニング」で大反響!身近な環境汚染の全実態。
目次
第1章 不気味なる遭遇(オバQの唇を持つ花;奇形植物の群れ ほか)
第2章 奇形植物のはびこる家(安住の地となるはずだった場所;生活感のない家 ほか)
第3章 奇形タンポポの恐怖(テレビ業界の大変化の中で;突然巡ってきたチャンス ほか)
第4章 驚愕の仮説(土の化学分析を行う研究機関;山形県の畑の土と比較した結果 ほか)
第5章 警告する奇形タンポポ(遺伝子レベルからのアプローチ;ありえない奇形タンポポの両親 ほか)
おわりに―増加する動物の奇形
著者等紹介
玉川徹[タマカワトオル]
1963年、宮城県に生まれる。テレビ朝日ディレクター兼レポーター。1989年、京都大学農学部修士課程修了。同年、テレビ朝日入社。「内田忠男モーニングショー」「サンデープロジェクト」「ジャングル」「ザ・スクープ」などを経て、現在は「スーパーモーニング」担当。議員年金等で優遇される国会議員の実態、公務員宿舎など、税金の無駄遣いや歪んだ官僚社会の構造に、徹底取材と体当たりレポートで鋭く切り込む。政治・行政以外でも、環境問題をはじめとする幅広い分野で問題を提起(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
3
ふむ2023/12/12
ぇぉ a.k.a. non-Aku
1
北海道だけど、小さい頃こういう異常な(帯化)タンポポはたくさんあった。実はそれが普通だと思ってた。コレを読んで、実は身の回りで危ないことが起こってたって事を知らされた。リン酸トリスだけが原因じゃないと思うな。
更紗蝦
0
センセーショナルなタイトルですが、奇をてらった内容では決してありません。人体や植物に悪影響を及ぼす「何か」があることは分かっていても、その「何か」を特定し、因果関係を証明することは容易ではない、ということが理解できる本です。テレビ番組の制作の裏側も垣間見ることができます。2012/08/23
ほんじゃまー
0
法律既定以外のリン酸トリスでタンポポの異常交配。今までの常識はウソ。2009/11/15
ドリアン・グレイ
0
人間が人工的に生み出した化学物質の数はとても多く,それらの組み合わせなどを考えると自然界に放出された時の影響というのを事前に予測するのは無理だろう.もしもそうした化学物質が原因と疑われる症例が現れたなら原因追及の前に患者を救済する方向性にならざるを得ないようだ.2018/12/23