内容説明
「拝金主義」「ご都合主義」に堕落した日本人を痛快に斬って捨て、あるべき姿を示す。「金」より「品性」が成功へ導く時代。
目次
第1章 自分のルールを持つ(理不尽と身勝手;大人の条件
著者等紹介
山崎武也[ヤマサキタケヤ]
1935年、広島県に生まれる。1959年、東京大学法学部卒業。株式会社インタナショナル・アイ社長。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、著作にも本格的に取り組み、茶道裏千家などの文化面でも活躍している。仕事術、仕事にまつわる人間関係術など、ビジネス関連に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mura_ユル活動
36
再読。2008年の著。「はじめに」にあるように、日常のごく普通の生活で判断基準がぶれそうになったり、自分の価値観に迷いが生じたりした場合に、原点に変える事を考える。そのような日常を、エッセイのような文で綴る。当たり前のことを当たり前のように書いているので、得るものは少ないかもしれない。しかし、今の時代の流れの中で、その当たり前ができず、ぶれている人が多いようにも思う。まずはその自分の立ち位置をしっかり見据える。筆者が語る、緩やかな微調整が必要な人には、本書はよいと感じた。2013/08/27
ともとも
31
案外出来そうで出来ていない、気が付いているけど、案外・・・ 美しく、凛と生きるって、難しいと感じながらも、 それでもらブレない、堂々と自信を持って生きる強さ、客観的に物事をみる賢さ 周りに心配りをする優しさこそが、秘訣なのかもしれません。 それは、憧れる生き方であったり、人間にとって大切なのかも知れないなどと いくことを痛感させられてしまいました。 2016/06/25
おさと
8
なぜ大人たちは恥知らずになったか、は書かれてなかった(笑)共感するとそうでないところがものすごく入り交じる本。共感できないところは、なぜ共感できないのかと考えてみるのもよいかも、と、今ふと思った。芸術作品とのつきあい方、がいいかなぁ。拍手のくだりは余計だけど。2016/07/20
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
6
【心の琴線に触れた言葉】自分を最もよく知っているのは自分ではない。人は自分が一番かわいい。したがって、どうしてもひいき目で見る結果になる。自分の悪い点や不得手なところは認めたくない気持ちがあるので、不問にする傾向がある。逆に、ちょっとでもできることがあれば、つい過大評価をする。そこで、ほかの人に客観的に見てもらったうえで、忌憚のない意見をいってもらう必要があるのだ。2013/11/20
K3
1
どうしたら凛とできるか。些細な違和感を感じることだろう。ん?なんか違うな?と思ったら距離をおく。センスを磨くしかない。日々勉強だ。2022/12/07