内容説明
表社会を闊歩する企業舎弟!日本はこれでいいのか!?昔気質の派手な抗争を控えた暴力団がシノギを手に入れていたのは「上場市場」だった―。
目次
序章 企業舎弟の時代
第2章 実録アーバンコーポレイション倒産事件
第3章 実録グッドウィル・グループの脱法事件
第4章 実録丸紅保証書偽造事件
第5章 実録富士通副社長を辞任に追い込んだ偽造手形事件
第6章 実録インデックス・ホールディングスの学研株流出事件
第7章 実録スルガコーポレーションの地上げ事件
第8章 実録ニイウスコーの循環取引
第9章 証券市場の水先案内人
最終章 反社会的勢力とは何か
著者等紹介
有森隆[アリモリタカシ]
1945年生まれ。経済ジャーナリスト。1969年、早稲田大学文学部卒業。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Emkay
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2008年出版。猛々しいタイトルに企業舎弟のルポかと思いきや、当時頻発していた企業不正の事例の解説が大半。情報源の大半は公開情報。それでも読む価値あり。時々顔をのぞかせる先入観や決めつけたっぷりの告発調文体をディスカウントして、書かれている客観的事実だけ冷静に拾うことができれば、情報整理として役立つ。挙げられているのはつい4年ほど前の事件の数々なのに、すでに忘れかけていることにも気づかせる。2012/02/17
norikatu6873
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マネーゲームっていたいどのようにて、お金儲けができるのかをこの本と通じてなんとなく分かりました。普通の人は、下を向いてコツコツと汗を流しながら働いた方が良いです。2011/09/15
moaikids
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日本経済に暗躍するアングラマネーの実体が実名入りで記載されている。2008/11/09
T7K
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大人の自由研究 2023/02/23