内容説明
なぜショパンは日本で愛され続けるのだろう。時代を超越したかけがえのない名曲の数々。聴く人も、弾く人も楽しくなるピアノ鑑賞法。
目次
第1章 「ピアノ」が生まれるまで
第2章 ピアノ・ソナタの時代―ハイドンとモーツァルト
第3章 ベートーヴェン登場!
第4章 ドイツ・ロマン派の作曲家たち―シューベルト、シューマン、ブラームス
第5章 エチュードの魅力―クレメンティからドビュッシーまで
第6章 ヴィルトゥオーゾの時代―リストの生涯と音楽
第7章 ショパンのピアノ世界
著者等紹介
山本一太[ヤマモトイチタ]
1956年、大阪府に生まれる。上智大学文学部ドイツ文学科を卒業。翻訳家、音楽評論家として、海外CDのライナーノーツの翻訳・執筆を幅広く手がける。クラシック音楽を平易かつ的確に表現する文章に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カタコッタ
3
著者はとても楽しんで書いていることが分かる。入門書としては読みやすい本です。しかしながら表題ほどすーっとはわからないと思いますよ。2014/01/19
こゆきん
1
ピアノの勉強を既に始めている人向けの入門書、という印象。世に溢れかえる多くクラシックCDをどれから聴けばいいのか悩んでいる時に、とりあえずここで勧められているものから聴いてみる、ってのはいいかも。曲解説は音楽門外漢の自分にはちょっとつらいけど、作曲家・ピアニストの略歴や曲解説等ロマン派ピアノ曲が浅く広く書かれていていいと思う。2014/01/19
ごまちゃん
0
自称ゆるいクラシック好きですが、断じて入門でもすーっともわからないと思う。なかなかの中級以降向け。ピアノの始まりは勉強になったが近現代は殆んど書かれてなくてビックリ。2021/08/26
あおきめ
0
昔ピアノを10年やっていたけれど、曲の背景などあまり勉強をしなかったので、ちょっと知識がほしくて読んだ。 が、知らない曲名ばかりでてきて話についていけなかった。 ただし、いろいろな作曲家の人生について触れられていたので何とか読めた。2018/04/14