内容説明
「感動」を道標に、豊饒なクラシックの森から心に響くあなただけの一曲を見つけるガイド。
目次
第1章 メロディの扉 ラフマニノフ『ヴォカリーズ』
第2章 舞踊の扉 ヨハン・シュトラウス『ウィーンの森の物語』
第3章 交響曲の扉 マーラー『交響曲第四番』
第4章 描写音楽の扉 ホルスト『惑星』
第5章 協奏曲の扉 バッハ『ブランデンブルク協奏曲』
第6章 ピアノ音楽の扉 ショパン『別れの曲』
第7章 室内楽の扉 モーツァルト『クラリネット五重奏曲』
第8章 オペラの扉 プッチーニ『トゥーランドット』
第9章 教会音楽の扉 モーツァルト『レクイエム』
第10章 新しい響きの扉 ストラヴィンスキー『春の祭典』
著者等紹介
山本一太[ヤマモトイチタ]
1956年、大阪府に生まれる。上智大学文学部ドイツ文学科を卒業。翻訳家、音楽評論家として、海外CDのライナーノーツの翻訳・執筆を幅広く手がける。クラシック音楽を平易かつ的確に表現する文章に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えいなえいな
17
若い時にクラシックにハマってコンサートに行っていたのですが、最近また聴きたくなってきたのでブランクを埋めるために読みました。様々なジャンルの音楽をわかりやすく紹介してくれていて入門書としては良書なのではないでしょうか?もう少し耳を慣らしてまたコンサートに行きたいです。2017/04/15
しき
4
時代の流れ、曲の構成、鑑賞ポイントなどが幅広く書かれていて、わかりやすい。大抵の本が些末な解説に終始している中、この本は時代背景や音楽の特徴を大ざっぱにとらえていて、頭に入ってきやすいです。紹介してる曲もかなり多いので、これ一冊でクラシック通を気取ってもよさそうです。2015/01/19
マーク
2
35 聴きたい曲が増えて困る。最後に紹介されたバロック 以前のCD3枚、欲しい!2020/04/08
Ven・The・Block
2
クラシックに詳しい友人ができたので購入。ジャンル毎に著者がお気に入りの曲とその感想を延々と書いています。クラシックに対する愛がにじみ出ているので興味が惹かれていきます。Youtubeで曲名を検索するとほぼヒットするので、本を読む集中力が出るまでは本に載っている曲を聴いています。クラシックについてズブの素人ですがハズレな本ではありません。ぜひどうぞ。2014/03/24
philadelphiro
1
俵孝太郎のCD入門本と並んで過去20年の間で最良のクラシック入門ガイドだ。 絶版はもったいない。是非中古本でよいから購入すべし!2012/08/03