講談社+α新書
闘えない軍隊―肥大化する自衛隊の苦悶

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062723312
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0231

内容説明

隊員に盾になれと強要し、違法命令と朝令暮改が横行する…日本を守る「兵士たち」の実像。

目次

序章 存在意義の喪失
第1章 人間の盾になれ
第2章 自衛隊の一番長い日
第3章 異郷の悲喜劇
第4章 “草食恐竜”の葛藤
第5章 誰のための兵士か
終章 新しい道

著者等紹介

半田滋[ハンダシゲル]
1955年、栃木県宇都宮市に生まれる。下野新聞社を経て、1991年、中日新聞社入社、現在まで東京新聞編集局社会部勤務。1993年、防衛庁防衛研究所特別課程修了。1992年より防衛庁取材を担当し、現在まで異例なほど長期にわたり、自衛隊の「表」と「裏」を見続けてきた。米国、ロシア、韓国、カンボジア、イラクなど自衛隊の活動にまつわる海外取材の経験豊富。防衛政策や自衛隊、米軍の活動について、新聞や月刊誌、専門誌に論考を多数発表している。2004年、中国が東シナ海の日中中間線付近に建設を開始した春暁ガス田群をスクープ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらあらら

8
イラク派遣当時、政治が判断しないで、現場の自衛官に丸投げしたために起きたこと。今もほとんど変わってないような。2014/11/25

くりのすけ

3
ここ20年以上繰り返されている自衛隊にまつわる議論。この本では、自衛隊に関する様々な問題や、サマワに派遣されていた当時の自衛隊の実態がよく理解できた。現在の肥大化した自衛隊の姿を直視し、軍事に精通した文民を育てることが必要だということがわかった。2014/11/18

TiawPai

0
2005年発刊。自衛隊のPKO派遣、サマワ派遣時の「ルメイサ事件」、政府の無為無策、現場任せ、シビリアンコントロールの欠如、自衛隊の問題についてよく書かれていると思います。著者はただ単に日本が憲法改正して「普通の国」になることでなく、武力行使しない「特殊な国」となることを考えている点は、意外であり考えさせられるものでありました。2018/04/25

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