講談社+α新書
現代中国の禁書―民主、性、反日

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062723244
  • NDC分類 312.22
  • Cコード C0231

内容説明

反日中国、暴走する愛国主義の実像とは?苛烈な言論統制に挑み、葬られた中国民衆の声!反日デモ、農民暴動、SARS騒動、エロチシズム…中国当局がひた隠すマル禁タブーのすべて。

目次

第1章 中国当局も恐れる反日の仕掛け人
第2章 「売国奴」の汚名を着た親日ジャーナリスト
第3章 九億農民のために闘う
第4章 SARS禍から人類を救った一言居士
第5章 体制の変革者か堕落した娼婦か
第6章 毛沢東の再来を許すな
第7章 共産党専政に挑む「確信犯」
第8章 迷走する胡錦涛の言論政策

著者等紹介

鈴木孝昌[スズキタカヨシ]
1962年、静岡県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、1985年、中日新聞社(東京新聞)入社。1993~1994年、北京語言学院で留学研修。1996~1999年、香港支局長。2002年1月~2005年1月、東京新聞=中日新聞・中国総局長を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つんたお

0
中国はもはや社会主義国とはいえない巨大な変革を遂げたが、まだ社会主義的側面も色濃く残っている。それは、依然として厳しい言論統制・報道統制が存在することだ。   本書は中国当局の意に沿わない言論を発表したために、発禁や封鎖、身柄拘束などの処分を受けた人々を紹介している。 中国政府のSARS隠しを告発した医師や、地方官僚の不正により苦しい生活を強いられている中国の農民の現状を伝える「中国農民調査」を出版した作家夫婦など、自らの危険を顧みず、中国の民主化のために尽くそうとする気骨ある姿に心を打たれた。 2012/09/19

aaaabbbb

0
2000-2005年頃の中国で起きた禁書事件に関する本。対象は、親日、極端な反日、農民の悲惨な実態、SARS、性、共産党批判など。SARSについては、共産党が被害者数を隠したことが問題となっているので、実質的に共産党批判の一部と見るべきかもしれない。 結局、全ては中国の現状を変えようとする激しい動きへの弾圧と見て取れる。胡錦濤は江沢民と同じという意見もあった(現在のトップは習近平)。 中国の弾圧事情が整理できる本だった。2011/06/24

結城あすか

0
焚書坑儒の本家本元というか、ファシズム共産主義国家の思想や言論の弾圧の現実を書いた本だにょ。著者は左よりの人らしく、中国人の反日を当然と捉えて書いてる感じがして、あまり気分の良い本ではないにょ。最初に反日サイトのことを書いてるのも、その思想的なものかにょ?2008/06/13

guanben

0
「対日関係新思考」馬立誠、「中国農民調査」陳桂テイ・呉春桃、「中宣部を討伐せよ」焦国標、SARSを告発した蒋彦永など、2000-2004年ごろ注目を浴びた「危険人物」のインタビューです。大きな国ですから、変化は牛歩の歩みかもしれませんが、いい方向に向かってほしいですね。2013/01/02

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