内容説明
本書は、遊牧民の末裔である欧米、中近東、アフリカ、ロシア、中国、韓国、北朝鮮などの「外交方法」と、日本外交の対応を外交史や民族学などから紐解いて、大陸民族の行っている外交の本質を徹底的に分析し、これからの日本外交や大陸諸国との関係に役立てようとするものである。
目次
第1章 世界の民族七千の資質は二つに集約できる(大陸民族は遊牧民の末裔;受容・忍従型の稲作民 ほか)
第2章 征服心旺盛な遊牧民vs.受容的な稲作民(帝国建設は古代エジプトから;ヨーロッパ大陸に匹敵 ほか)
第3章 日本外交と遊牧民外交の特徴(外交の本質とは;外交は単に政治技術の一つ ほか)
第4章 稲作民外交が遊牧民外交にかなわないわけ(情報収集と巧みな操作;日本外交官の大失態 ほか)
第5章 稲作民外交が遊牧民外交と渡り合うには(これからの日本外交;歪曲したままの歴史 ほか)
著者等紹介
杉山徹宗[スギヤマカツミ]
1942年、京都に生まれる。1965年、慶応義塾大学法学部を卒業、米国ウィスコンシン州立大学・大学院修士課程修了。カリフォルニア州立大学講師(在米12年)を経て、明海大学不動産学部教授。海上自衛隊幹部学校、陸上自衛隊幹部学校講師。(財)ディフェンスリサーチセンター研究員。米国ヴァンダービルト大学客員研究員。専門は国際関係論、比較防衛学、外交史
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