内容説明
予防効果が立証されていない食べ物に頼るより、禁煙、節酒、有効検診受診が最優先。矛盾だらけのがん予防常識を改善すれば「日本人のがんの多くは防げる」。
目次
第1章 がんと日本人
第2章 がんと生活習慣、どこまで分かっているか?
第3章 野菜と果物は食べれば食べるほどいい?
第4章 緑茶にがん予防効果はある?
第5章 がん予防にサプリメントは必要か?
第6章 酒は本当に「百薬の長」?
第7章 がん予防、まずはたばこ対策から
第8章 がん検診は受けるべき?
第9章 がんになってからの食生活と代替療法
著者等紹介
坪野吉孝[ツボノヨシタカ]
1962年、東京都に生まれる。1993年、東北大学大学院修了(医学博士)。1994年、国立がんセンター研究所研究員(臨床疫学研究部)。1998年、ハーバード大学公衆衛生大学院客員研究員(栄養学部門)。2000年、東北大学大学院医学系研究科講師(公衆衛生学)を経て、2002年、同大学院助教授となる。がん・栄養・環境リスクに関する最新の研究を紹介するウェブサイトを開設している。専門は、がんの疫学・栄養疫学・臨床疫学。2001年、日本疫学会奨励賞。2002年、日本癌学会奨励賞
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