講談社+α新書<br> 誰も知らなかった賢い国カナダ

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講談社+α新書
誰も知らなかった賢い国カナダ

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062721936
  • NDC分類 302.51
  • Cコード C0230

内容説明

経済的規模は東京都レベルで対米貿易が8割。しかし、対米従属ではない自主外交。政治、教育、医療…。アメリカ属国・日本の手本はカナダにあった。

目次

第1章 今、なぜ、カナダ研究か?(誰もカナダを知らない!;筆者のカナダ体験と海外体験 ほか)
第2章 アメリカとはひとあじ違うカナダの社会と文化(カナダは白人の国?;安全な大都会と映画産業 ほか)
第3章 ダイナミックなカナダの政治=日本と違う議院内閣制(最大の特色は連邦主義;カナダには文部科学省がない! ほか)
第4章 エキサイティングなカナダの国際関係(カナダの国力=世界六位くらい?;NOと言ったカナダ ほか)

著者等紹介

桜田大造[サクラダダイゾウ]
1961年、長野県に生まれる。シアトル大学政治学科、上智大学外国語学部英語学科を卒業。トロント大学大学院政治学科修士課程を修了(MA)。国際公共政策学博士。(株)日本長期信用銀行、徳島大学助教授、ニュージーランド戦略研究センター研究員などを経て、関西学院大学法学部教授。とくに、世界におけるカナダについての研究と加米関係論で有名。加米首脳会談に焦点を当てた実証的研究をテーマとしている。著書には『太平洋国家のトライアングル』(共著、彩流社、カナダ首相出版賞受賞)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こにいせ

7
カナダの政治・社会入門編。筆致が多少冗長過ぎるきらいはある。が、2010年になってもあまり注目されない(しかし協調してまったく損はない)カナダの情報を知ることが出来る、価値ある一冊。対米外交の記述に関しては、『対米交渉のすごい国』の方がお薦め。疑問が一つ。カナダは環境活動や捕鯨に関する「エコ・テロリスト」の活動拠点でもある。日加関係を良好に保つ為には、上記「問題」を変数に置く必要があるように思う。その辺りの筆者の見解を訊いてみたい。2010/04/22

スプリント

4
少し前に書かれた本ですがカナダという国を様々な分野から紹介していて参考になります。2015/04/12

shigoro

3
日本から見ると、加米ともに北米に分類されて、領土も大きく、英語圏であり、なんとなく一緒くたに見てしまう部分があるな。日加共に、米に依存してる部分があるのに、政治的な部分で、日本みたいに妥協して引き込まれるのではなく、キチンとNOと言える加政府の手腕が光るな。それにしても、1つの州(ケベック)が独立しようとしても、政府が力づくで阻止するのではなく、国民投票に従う姿勢に驚いたわ。 2011/07/17

きむちゃむ

3
とても読みやすかった。カナダの歴史についてはいまいちだったが、政治は少し理解できた。巻末の文献情報親切。これを機に日本では聞き慣れないよく知らない国について知りたくなった。2010/08/13

なつの

3
カナダ入門といった位置づけの本です。内容は政治から経済まで多岐に及んでおり、特にカナダと隣国アメリカの差異についてかなりの割合を割いています。浅く広くカナダを知るためにはちょうど良い文献かと思われます。問題点は、2003年初版で少しデータが古いという点です。2010/03/17

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