内容説明
病気を安く正しく治すためには医者任せではダメ!医療機関の選び方は?トクする薬の選び方は?予防のために今できることは?治療費のカラクリ満載。
目次
序章 医療の「コスト」と「費用」(医療費の自己負担が重くなる;日本の国民医療費は本当に高い? ほか)
第1章 薬―コストに見合う効果あり?(薬剤代は増えているのか?;「薬漬け医療」といわれるけれど ほか)
第2章 病院―実力が問われる時代(右肩上がりの医療費;病院によって初診料が違うのは? ほか)
第3章 患者側の病気別コスト(どんな病気が高くつく?;生活習慣病のコスト ほか)
第4章 どう賢く医師にかかるか(自分の医療は自分で選ぶ;医師と患者の食い違い ほか)
著者等紹介
真野俊樹[マノトシキ]
1961年、愛知県に生まれる。名古屋大学医学部を卒業。名古屋第一赤十字病院、安城更生病院、藤田保健衛生大学勤務を経て、1995年、米国コーネル大学薬理学研究員。英国レスター大学大学院でMBA取得。国立医療・病院管理研究所(現・国立保健医療科学院)協力研究員、昭和大学医学部公衆衛生学専任講師を経て、大和総研主任研究員、名古屋大学医学部附属病院医療情報部非常勤講師・客員研究員、多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
41
2010.11.30 (副題)治療費の経済学(真野俊樹) 1961、愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒。(あとがき) 10冊目-一般向けは初めて。診療報酬制度、長い期間。医師にもわかりにくい。1章=薬剤、2章=医療全般、3章=個別疾患、4章=患者さんへのアドバイス。(まえがき) デフレ時代を迎えた。250円、掛けそば。59円、マクドナルドのハンバーグに変更した中、鰻上りの成長、治療費。巻き爪の手術、3500円。2割負担、17500円。序章、治療の「コスト」と「費用」。2010/12/01
Humbaba
6
日本の医療もそれほど捨てたものではない.予算としては他国と比べてむしろ少ないにもかかわらず,成果である平均寿命などは他国に劣らないどころかまさっている.しかし,満足度という尺度から評価すると,日本の医療は完全とは言えない.2010/11/04
Humbaba
2
お医者様,という言葉からも考えられるように,患者は医者に対して何かを言うということが非情に難しかった.しかし,全てを医者に頼っているという状態は経済的にも身体的にも効果的なものではない.自分が何をするべきかということを正しく認識した上で医者にかかることが大切である.2011/09/23
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