講談社+α新書<br> ローマ法王の権力と闘い

講談社+α新書
ローマ法王の権力と闘い

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062721202
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C0295

内容説明

第二次世界大戦末期にスターリンはチャーチルに問う。「ローマ法王は何個師団を持っているのかね」と。ローマ法王が示す端倪すべからざる力と権威の裏側を暴く。

目次

プロローグ ローマ法王の歴史的責任
第1章 十九世紀末ヴァチカンの苦悶―ピオ九世からレオ十三世へ
第2章 異端狩りに始まる二十世紀―ピオ十世(在位1903~14年)
第3章 タンクと毒ガスの戦乱の果て―ベネディクト十五世(在位1914~22年)
第4章 ムッソリーニとヒトラーと法王―ピオ十一世(在位1922~39年)
第5章 大虐殺に沈黙、反共に大号令―ピオ十二世(在位1939~58年)
第6章 「現代化」公会議までの長い道―ヨハネ二十三世(在位1958~63年)
第7章 ピルとコンドームへの挑戦―パウロ六世(在位1963~78年)
第8章 暗殺説乱れ飛ぶ法王庁の闇―ヨハネ・パウロ一世(在位1978年)
第9章 「これからはイスラームだ」―ヨハネ・パウロ二世(在位1978年~)
エピローグ 弱者の大量死を救えるか

著者等紹介

小坂井澄[コサカイスミ]
1929年、東京都に生まれる。聖公会神学院(旧専)、立教大学文学部中退。出版社勤務ののちイタリアでの修道院生活を経て、ノンフィクションライターに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒライヌス

1
19世紀中頃から20世紀末までの法王列伝。法王職ってのは想像よりもかなり政治色濃いもんなのな。ヴァチカンとナチスが「反近代」という観点からは同じ陣営にいたという考え方は面白かった2009/02/20

道化

0
読み物として、大変興味深く、面白く読めました。無宗教者からすると、なんとも面倒なことをしているものだと思ってしまいます。2010/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/108403
  • ご注意事項

最近チェックした商品