講談社+α新書<br> 家族のための老いじたくと財産管理―親子の財産トラブルと成年後見制度

講談社+α新書
家族のための老いじたくと財産管理―親子の財産トラブルと成年後見制度

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062721158
  • NDC分類 324.65
  • Cコード C0236

内容説明

これまでのように、子どもに任せておけばすんだ時代ではない。判断能力が衰えたり、痴呆になった高齢者の暮らしと財産を守る“成年後見制度”が我々の強い味方になる。本書では、子どもをあてにしない、負担をかけない「お金」の生涯設計を提案。

目次

第1章 親と子どもの「老いの風景」―子どもがいれば老後は安心か
第2章 子どもに頼らない「老いじたく」―「任意後見制度」を上手に使った例
第3章 子どもがいない痴呆の高齢者たち―「法定後見制度」で救われた例
第4章 知的障害のある子の将来を案じる親たち
第5章 「老いじたく」に欠かせない財産管理
第6章 知っておくと役に立つ老後を生きるコツ

著者等紹介

中山二基子[ナカヤマフキコ]
岡山県に生まれる。東京大学を卒業。弁護士。一男二女の母。同業の夫と東京都内に法律事務所を持ち、夫婦・親子・相続・高齢者の財産管理・成年後見制度などが専門。東京弁護士会財産管理センター「オアシス」委員・家庭裁判所家事調停委員。「高齢社会対策大綱」のための「高齢社会対策の推進の基本的在り方に関する有識者会議」(内閣府)の委員などを務める。弁護士の仕事のかたわら、テレビ、ラジオに出演したり、新聞・雑誌にたびたび取り上げられるなど、高齢者問題の第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
例え手塩にかけて育てた子どもであっても,それがそのまま自分の老後の面倒を見てくれることを保証してはくれない.それを嘆く気持ちはわかるが,たとえ嘆いていても現実は変わらない.現実を見据えて,ではどうすれば良いのかを考えることが大切になる.そのための一つの手段が,成年後見人制度である.2011/12/10

Azusa_F

0
成年後見制度の具体的なやり方について知りたくて借りた本。「何が出来て何が出来ないか」を、認知症や二世帯住宅等の(トラブルの起こりやすい)ケースに即して書いてあって、結構わかりやすいのではないかと。実際財産管理で揉めた現場を見てるだけに、ホームロイヤーという「かかりつけの弁護士」という考え方があるのはいいなと思った。もっと一般化すれば弁護士の雇用創出に繋がるし、広まることでサービス料金が安くなれば我々一般人も助かるし。2011/09/14

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