内容説明
同時多発テロはついに世界覇権国・アメリカの中枢を直撃した!反米の憎悪に燃え、世界各地で暗躍するイスラム・テロリストの、ベールに包まれた実像に迫る。
目次
第1章 イスラム・テロリズムの誕生
第2章 ホメイニの自爆部隊
第3章 アフガン・コネクション
第4章 テヘラン発「悪のネットワーク」
第5章 世界に散ったアフガン義勇兵
第6章 狙われたアメリカ
第7章 アジア・イスラムの地下水脈
第8章 自爆テロの連鎖
第9章 「アメリカ同時多発テロ」への道
著者等紹介
黒井文太郎[クロイブンタロウ]
1963年、福島県に生まれる。横浜市立大学を卒業。週刊誌編集者などを経て、月刊『軍事研究』アナリスト。主に、国際テロおよび各国情報機関の動向分析を専門とする。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に、世界の紛争地取材も多数
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感想・レビュー
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Humbaba
8
テロを行っているのは,イスラム教の中の,ごく一部にしか過ぎず,イスラム社会全体が危険というわけではない.ただし,特に昔は,自分たちの主張を守るために,他国の人間に死刑を宣告し,実際に危害を加えるなどの問題を起こしていることは事実である.2011/08/25
epitaph3
3
テロは恐ろしい。自爆もそうだが、悪魔の詩事件があまりに衝撃的。死刑と暗殺と。2013/12/31
depo
0
図書館リサイクル本。少し古い出版だったけれども、面白かった。自らのエジプト大統領の暗殺未遂に対して弾圧を受けたのに対して、世界中に散らばり、テロを行う。本質的にイスラムは穏やかな宗教の筈だけど、なぜ彼らはテロを行うのだろうか。2020/04/29